前回、「アムリタ」を持って現れる、天界の医神「ダヌヴァンタリ」について取り上げました。

 

 

  

  医神「ダヌヴァンタリ」

 

 

 

 

 

 

この「ダヌヴァンタリ」、仏教における如来の一尊、「薬師如来」と同一視されています。

 

 

  

    薬師如来

 

 

 

ダヌヴァンタリと同じく「壺」を持っていますね。

 

 

 

 

 

 

この壺は、「薬壺(やっこ)」と言います。

 

 

 

アムリタと同じく、「不老不死の薬」が入っている壺、ということでしょうか?? (・Д・)

 

 

 

この薬壺、仏像では、蓋と一体化しているそうです。

(蓋を開けるようには作られてない、ということですね)

 

 

  

 

 

 

 

 

「薬壺(やっこ)」=「やっこ」=「奴(やっこ)」?

 

 

 

(同音異義語は何か関係があるのでは?と思っている妄想 ^_^;)

 

 

 

 

「奴」と言えば、「冷奴」!(^。^)

 

   

 

 

 

「冷奴」のように立方体に切ることを「奴に切る」と表現します。

 

  

 

 

 

なぜ、「奴」と言うのでしょうか・・? 

 

 

 

それは「奴(やっこ)」の着ていた半纏(はんてん)に描かれていた四角い紋に似ているからだそうです。

 

 

 

 

 

「奴(やっこ)」とは、  江戸時代の低い身分(奴隷階級)の武家奉公人のことを指します。(家っ子(やっこ)が語源)

 

 

 

そしてその四角い紋を「釘抜き紋」と言います。

 

 

   

  「釘抜き紋」

 

 

 

釘抜き紋は「座金」と呼ばれる正方形の板に穴を開けた物がモチーフになっています。

 


昔の釘はL字型になっていて、釘を打つ際に、後で抜くことを考えて敷かれていたのが「座金」です。

 

 

梃(テコ)を「座金」に差し込めば、簡単に釘を抜くことができます。

 

 

 

また、門の「閂(かんぬき)」のことを「釘貫(くぎぬき)」と呼んでいたことから、「閂(かんぬき)」由来説もあります。

 

 

 

  

 

 

いろいろな「釘抜き紋」

 

 

 

 

「座金」は、釘を後で抜くことを想定して、敷いていますよね。

(= 簡単に抜けるような仕組みをあらかじめ作っている)

(= 釘を抜くことは最初から決まっている)

 

 

 

閉じ込めていたものを解放するために最初からセットされている仕組み・・を表していますね  ( ゚д゚)

 

 

 

   「釘を抜く」「閂(かんぬき)を開ける」

 

 =「扉を開く」?

 

 

 

・・・と言えば、「かごめ歌」の「籠の中の鳥」

(= いつものお約束!^_^;)

 

 

      

 

 

 

 

「鳥籠の鍵を開ける」=「籠から出る」=「不老不死」?

 

 

 

(な〜んて、超ムリクリな解釈!! ( ̄∇ ̄))

 

 

 

 

  「アムリタ」=「薬壺」=「釘抜き」

 

=「覚醒の比喩」?

 

 

 

 

・・またまたトンデモない方向に、着地?・・ ^_^; 

 

 

 

 

 

 

 

「アムリタ」から「釘抜き紋」まで、ずいぶん遠くまで来てしまいました・・ 

 

 

(全く関係ないかもですけどね〜! ( ´ ▽ ` ))