前回、タロットカード「塔」とAKIRAの「鉄雄」を関連づけて解釈してみました。

 

 

今回はタロットカードの別解釈です。

 

 

 

タロットにはマルセイユ版とウェイト版の2種類があるようです(タロット初心者 ^^;)

 

 

   

(左がマルセイユ版 右がウェイト版)

 

 

 

マルセイユ版の方が歴史が古く、現在多く普及しているウェイト版は、マルセイユ版に改編を加えたものです。

 

 

そしてウェイト版は全体的にネガティブな印象になっているようです。

 

 

 

私が「鉄雄」っぽいなと思っている、ウェイト版「塔」は、雷が落ち、炎に包まれ、人間が落下して「神の怒りに触れた人間に災いが起こる」ネガティブなイメージのカードです。

 

 

 

 

 

 

一方、マルセイユ版では同じカードでもこのような絵柄になっています。

 

 

 

カードの名称も「塔」ではなく「神の家」となっています。

 

 

 

以下、マルセイユ版の解説を参考に、自分なりに解釈してみました。

 

 

 

解説

 

「天から降りて「塔」に激突しているものは、「神から放出される聖なる力」そのものを表している。

 

 

二人の人物が、自らの作り出した強固な自意識の殻に閉じこもっていた状態から、何らかの外的要因によって開放された状態へと移り行く場面を描き表した様子と解釈される」

 

 

 

「塔」とは、「人間が自らの殻に閉じこもっている状態」「何かに囚われている状態」と、とることができるのでは??

(「籠の中の鳥」状態)

 

 

そこから神の力を得て(神に助けられて?)、覚醒に至る。

(クンダリーニ覚醒)

 

 

炎は「クンダリーニエネルギー」、王冠は「クラウンチャクラ」の比喩ととれますね。

 

 

覚醒すれば今まで認識できなかった「塔(自分)」の外に広がる広大な世界(未知の世界)を知ることができる・・

 

 

 

 

マルセイユ版だと「自分の殻を壊し、新しい自分に生まれ変わる」という、ポジティブな解釈ができますね!^ - ^

 

 

 

 

 

「AKIRA」では、

 

 

「でもいつかは私たちにも」

 

 

「もう始まっているからね」

 

 

 

と人類の覚醒を予感させるような台詞が出てきました。

 

 

 

 

「鉄雄」が「ウェイト版」だとしたら、

(勝手に決めつける ^^;)

 

 

 

 

 

これからの人類は「マルセイユ版」の解釈を選択したいですよね 🎶 ^o^