私が「酸性」と「アルカリ性」について興味を持つようになった映画があります。(pHですね)
「アンドロメダ病原体」
あのジュラシックパークの原作者、マイケル・クライトンの作品です。
細菌やウイルス、小さい生き物たちに興味を持ちだし調べていて知りました。
あらすじはざっとこんな感じです。(ネタバレです)
「新しい生物兵器を作り出すために、宇宙の微生物を回収した人工衛星が、砂漠の中の小さな町に着陸した。
回収部隊が向かったが、町のほとんどの人たちはその微生物(アンドロメダ病原体)により亡くなっていた。
生き残ったのは赤ちゃんとアル中のおじいさんの二人だけ。
細菌学者たちはこの病原体と戦いながら解決策を模索する。
結局アンドロメダ病原体は、狭いpH領域内でのみ生存する事が判明する。
乳児は、過呼吸によるアルカリ血症(強アルカリ性)、老人は、アルコールの過摂取による酸血症(強酸性)により、病原菌が生存できなかったため生き残れたことを突き止め、解決に向かう・・・」
本当はもっと複雑なストーリーなんですが・・そこは置いといて、^^;
興味をもった部分は
「酸性とアルカリ性」「pH」の違いの不思議
映画の病原菌だけではなく、実際の細菌やウイルスも、種類によって多少の幅はあってもだいたい中性が生育に最適なようです。
(マイケル・クライトンはハーバードの医学博士号を取得していたため医学や科学に精通していたと思われます。
そんな事あまり普段考えたこともなかったので、いろいろと考えされられました。
過呼吸になるとアルカリ性になるんだ・・ってことも、初めて知って、驚きでした。
酸とアルカリについてはまだまだ知らないことがいっぱい。
とっても興味深いので、これからも考えていきたいです^o^