宮沢賢治の誰もが知る代表作
「銀河鉄道の夜」
の中に気になる文章があります。
おまえは科学を習ったろう?水は酸素と水素から出来ているということを知っている。
今は誰だってそれを疑いやしない。実験してみると本当にそうなんだから。
けれども昔はそれを水銀と塩でできていると言ったり、水銀と硫黄でできていると言ったり、色々議論したのだ。
みんなめいめい自分の神様が本当の神様だと言うだろう。
けれどもお互いに他の神様を信ずる人のしたことでも涙がこぼれるだろう。
それからぼくたちの心がいいとか悪いとか議論するだろう。そして勝負がつかないだろう。
けれどももしおまえが本当に勉強して実験でちゃんと本当の考えとうその考えを分けてしまえば、その実験の方法さえ決まれば、もう信仰も科学と同じようになる。
さあいいか。だからおまえの実験は、このきれぎれのはじめから終わりすべてにわたるようでなければならない。
それがむずかしいことなのだ。
けれどももちろんそのときのだけでもいいのだ。
ああごらん。あすこにプレシオスが見える。
おまえはあのプレシオスの鎖を解かなければならない。
聖書の中にもそのように書かれている箇所があります。
(プレシオスはプレアデスと解釈)
「君はプレアデスの鎖を結ぶことができるか。
オリオンの綱を解くことができるか。
君は十二宮をその時にしたがって引き出すことができるか。
北斗とその子星を導くことができるか。
君は天の法則を知っているか。
そのおきてを地に施すことができるか。」
―― 旧約聖書『ヨブ記』第38章31―32節
「プレアデスの鎖」とは何か?
「オリオンの綱」とは何なのか?
「鎖」とは「DNA」と解釈できますね。
「プレアデスの鎖」とはプレアデス人に関係あるDNAの意味?
「オリオンの綱」とは過去のオリオン大戦、争いや二極に分けるという比喩? と解釈できるかも。
DNAを変化させ人間は新しいタイプ(プレアデス人のように?)に進化し、争いを終えて分離から統合へ、宇宙は変わってゆくということなのかもしれません・・^ ^
追記しました^ ^
この本の中にもりんご🍎が登場するんですよね・・・^ ^