
まことに、人とは情報が満載でして
何からどう話せば良いのやら…。
傍観者のわたくしと致しましては、ただそれらのいろどりをながめながら、わたくしの役目をまっとうするに過ぎません。
人とはそれらのいろどりの中でそれぞれの役目を果たしながら、とうてい完璧に見えぬ完璧を造り上げている。
そんな中で私がすべき事を見つけ出すのです。
既に出来上がっている完璧とはとれぬ完璧を見つけ出すのです。
人の世とは面白いもので、そこに存在する人の世はあたかも一つであるかのようにそこに在るが決してそんなはずはなく想像もつかぬほどに多く在る。
一つと決めつけそれを見れば、我の目を失い耳を失う。
見るもの見えず聞くもの聞こえず。
何も知ることは出来はしない。
見るために目を閉じ、聞くために耳をふさぐ。
世の中とは、げに面白いものよ。