もったいない…。
時という中に沢山のものが詰まっているのに
私はそれを見つけることが出来ない。
この目この耳、この手足…
そして、この身体……。
この目は一時に一つずつしか見えず、この耳は一時に一つずつしか聞き取ることが出来ない。
こんなに沢山あるのにこの身体は……
一つと思えば一つでしかない。
そこで終わりにしてしまえば終わりになる。
だが、人の思いとは便利なもので広げようとすればいくらでも広がる。
その思いをマイナスに使えば暗闇へと何処までも突き進む。
暗闇に耐えられず心を閉ざし動かなくなる。
プラスに使えば先は果てしなく広がりこの身一つでも多くを抱ける。
嘆くな!その身はそなたの使いよう。
