映像 | 【 楓 】

【 楓 】

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『出産の時から見ていた…。』と言う一人のおじさん
身なりは閻魔様のような服装

私に赤い杯を向けるが、考え事をしている私は気付かずにいた。

再び杯を私に渡してきた。
おじさんの左後ろにいた私はそれを受け取った。

考え事とは、このおじさんは誰だ?ってこと…

出産の時のことを話しているときに暖かな感情が流れ込んできた。愛しくて大切で嬉しくて…。

そのおじさんは赤い杯でぐいぐいと何かを次から次へと飲み干してゆく。

私はそれを見ながら私もそうしたいと心から思いながら涙ぐんでいた。

すると目の前にあらゆる形の器が並べられていた。

それを見て分かった。

私が思うとおり、おじさんはそこにあるあらゆる形の器に何かを入れて飲み干してゆく。

どんな器も次から次へと…
私はそれを黙って見ている。
私もいつか出来る日が来ると思いながら。

するとおじさんは手にした器をぐにゃっと二つに折り曲げて器をむしゃむしゃと食べ始めた。

私は、これでこそ在るべき姿だと見入っていた。

おそらく残りの器を全部むしゃむしゃと食べるのだ。
当たり前のように。



食えんと思うものもすべては身の内、腹の中…


食えんもんもすべて腹に納めてその身大事にせぇ!

生きているからこその今生ぞ!

生きながら死ぬことはもったいない

生きながら活きること。

今を生きること。



あぁ、思い出した!

その時聞いたもう一つの言葉。


『迷った時は自然に聞け…自然が助けてくれる。いつもそばにいる……』


と言っていた。


そう、私は分からない時は耳を傾ける

声なき声を聞こうとする。
そうすることでまず心が落ち着く。

心が落ち着けば闇雲に走ることはない。

答えがでなければじっと待つ。あわてず騒がず。

かといって失敗がないわけではない。

失敗しまくりの人生だ
だけど、失敗の中に成功の鍵を必ず見つける。必ずだ!

だから失敗したときは喜ぶ
どこに鍵が隠れているのかと。

鍵を探すのが上手になれば失敗も怖くない。

多分それは私が恵まれているからなのか

私は私の人生をいまいきているだけだから良く分からない。

だからまた、違う人生をやってみたくなるのだなぁ!と思ったりする。



じゃあね!