こんにちは。ANTWORKS GALLERY です。
土用だからでしょうか。連日暑いですね。
「石黒剛一郎 展」は今日最終日となりました。お越し下さった皆様ありがとうございました。
オンラインショップでの販売は、29日月曜日までを予定しています。
ぐい呑みや徳利、花瓶、茶碗など、オンラインショップでのご紹介はしていない作品もありますので、よろしければぜひ実際にご覧頂けると嬉しいです。
最終日の今日も素敵な器とともにお待ちしております。
朝に晩に、水分補給しなければ!とお茶や水を飲みますが、やっぱり石黒さんのマグカップは持ちやすく口当たりが気持ち良いなと毎回感じます。
白瓷と青瓷の器には、細かい貫入が入っていて、それがまた味わい深さになっています。
お茶やコーヒーなどの渋みが入りやすいカップ類は、新たに色が入っていったりしますが、お皿などは変化は比較的穏やかです。
使い込んで自分の器になっていく変化を楽しむのも陶器の良さだと思いますが、もし気にされる場合は目止めをおすすめします。
この貫入は、本焼きをした段階では透明なひび割れが見えているようですが、その後に茶色い液体に全体をつけ込む事で、うっすらと色が入るのだそうです。
その液体というのが、どんぐりの帽子部分を水に浸して、発酵して出来上がったものだと聞いて、やっぱりもの作りの裏側は面白いなと思いました
いつの時代に、誰がどんな経緯で発見したのやら。そして、これを器に染み込ませてみようと考えた人がきっといて、その技が現代でも続いているのですね。
そんな色んな工程を経て出来上がっている、石黒さんの陶器。ぜひお店でもオンラインショップでもご覧下さい。