一本どりの繊細なきれいな刺繍で、小さな丸や半円の中に、美しくまとまっています。
ブローチそのものも素敵ですが、やはり服にあててみると背景となる色によって見え方が変わります。服とブローチ、お互いが引き立ち合うような組み合わせをぜひ鏡でご覧下さい。
松江で江戸末期から一子相伝で受け継がれてきた籐細工の、2代目の方が考案された「花結び」という編み方。8代目として受け継がれる川口さんによって、革と組み合わせられたブローチです。
花結びの籠も見応えたっぷりで素敵ですが、小さなブローチとしても存在感があり、長く愛用した先の変化も楽しみです。
近藤さんも川口さんも、どちらも素材は違えどどこまでも丁寧でキレイな作品です。
心惹かれるアート作品を、小さく胸元に連れて一緒にお出かけをするような感覚でブローチを楽しむというのも素敵だなと思います。
15日までの開催ですが、全てではないのですが1月中は引き続き展示をさせて頂こうと思います。
大雪などが続き、お出かけが出来なかったお客様で、気になられる方にはぜひこの機会にご覧頂けたらと思います。
よろしければぜひご覧ください。