ブローチ展2021紹介⑤ | ANTWORKSGALLERY

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島根県出雲市にある、出雲大社参道沿いのカフェギャラリー「ANTWORKSGALLERY」のブログ。
月替わりに開催する作家の展示会、その他催しのお知らせや日々の出来事を綴ります。

今日も穏やかな天気となりました。昨日いらしたお客様とも、久々の青空で嬉しいですね、というお話になりました。


少し薄手の服でも良さそうなこんな日、シンプルなブラウスやワンピースに映えそうな、近藤実可子さんの刺繍のブローチ。

一本どりの繊細なきれいな刺繍で、小さな丸や半円の中に、美しくまとまっています。
ブローチそのものも素敵ですが、やはり服にあててみると背景となる色によって見え方が変わります。服とブローチ、お互いが引き立ち合うような組み合わせをぜひ鏡でご覧下さい。


こちらは、米子で革や帆布や籐を素材にバッグ等を作られる、ミントチュチュレザー川口淳平さんのブローチです。

松江で江戸末期から一子相伝で受け継がれてきた籐細工の、2代目の方が考案された「花結び」という編み方。8代目として受け継がれる川口さんによって、革と組み合わせられたブローチです。

花結びの籠も見応えたっぷりで素敵ですが、小さなブローチとしても存在感があり、長く愛用した先の変化も楽しみです。


近藤さんも川口さんも、どちらも素材は違えどどこまでも丁寧でキレイな作品です。
心惹かれるアート作品を、小さく胸元に連れて一緒にお出かけをするような感覚でブローチを楽しむというのも素敵だなと思います。


15日までの開催ですが、全てではないのですが1月中は引き続き展示をさせて頂こうと思います。
大雪などが続き、お出かけが出来なかったお客様で、気になられる方にはぜひこの機会にご覧頂けたらと思います。
よろしければぜひご覧ください。