お疲れ様です。ドローン事業部です
アンツエンジニアリング株式会社ではモノづくりとして自社ドローン製作に挑戦しています
今回はドローンが3Dプリンターで出力される過程から、アセンブリ、設定などなど
飛行に至るまでの過程を紹介していきます。では、はじまりはじまり~
目次
3Dプリンター紹介
形状説明
アセンブリ
飛行試験(本社)
3Dプリンターの紹介
【メーカー】 markforged
【機種名】 onyx pro
【枠サイズ】 320×132
【使用可能材料】
- ONYX
- PLA
- ファイバーグラス
写真1.出力風景
写真2.出力されたフレームの一部
形状説明
ドローンのフレーム形状が3Dプリンターの枠内サイズよりも大きいことが、データ化前に判明していました。そのため分割して出力し、後ではめ込みやつなぎ合わせで対策することになりました。
写真3.つなぎ合わせたフレーム
写真4.ネジ固定されるアームフレーム
アセンブリ
前回使用していたドローンから全ての機能を移植して、3Dプリンタードローンに張り付ける作業を行いました。0寸法で出力されたフレームなので、もっと配線をこうしたいとか、形状をああしたい等々様々な改善案が出てきます。アセンブリの作業は2号機製作の礎になる重要な工程です。
写真5.ざっくり配置イメージ
写真6.バッテリー差込口
写真7.バッテリー挿入イメージ
試作だからこそできることってありますよね
写真8.配線ごちゃ~
写真9.アセンブリ完了したドローン
写真10.フレームプロペラ間
飛行試験(本社)
本社フロアにて飛行試験を実施しました。
写真11.試験風景
どのような試作ドローンでも安全に飛行させるためのステップがあります。それは急に飛行させるのではなく、挙動を確認しながら少しずつ進めていくことです。少しずつ確認していく作業も飛行試験を見に来たギャラリーにはじれったいようで・・・
「もっと高く飛ばせ!」、「腕が悪いのでは?」など、主に社長から愛あるヤジが飛んできます。楽しい職場です
写真12.飛行する3Dプリンタードローン
前回のドローンより重量が増えたことにより、以下のパラメータ変更実施しました。
パラメータ変更①
MOT_SPIN_MIN
INS_ACCEL_FILTER
ATC_ACCEL_P_MAX
ATC_ACCEL_R_MAX
パラメータ変更②
ATC_RAT_PIT_P
ATC_RAT_PIT_I
ATC_RAT_PIT_D
ATC_RAT_RLL_P
ATC_RAT_RLL_I
ATC_RAT_RLL_D
本社で簡易的な飛行試験は実施できました。今後は、より広い空間で試験を行い①飛行性能に関する確認や②次試作機に向けた提言をまとめる予定です。ドローンを操縦する人はドローンが壊れそうな瞬間に慣れてはいけない。いかにその危険を避け、安全に実施できるかどうかが大事です。
アンツエンジニアリング株式会社Youtubeでは新しい動画をアップロードしています。
是非見に来てくださいね
ではでは~