こんにちは、ドローン事業部です
今回は小ネタシリーズです。
ドローンで日中撮影していると画面映像が日光に反射して見えづらくなることがあります。
そこで見えづらさを解消する手段として、iPadシェードが利用されています
これを使うと比較的に見えやすくなります。目視外飛行では必須アイテムですね。
以前はアマゾンなどで購入することも可能でしたが、最近はPhantom4Pro用iPadminiのモデルがあまりないので自作してみました。
まずは100均に行ってダンプラボードを購入します。50㎝角くらいのものがあればいいです。
次にiPadサイズや送信機のクランプの位置を確認し図面freeCADに落とします。以下イメージ案。
図1.シェードイメージ案
それからダンプラに寸法引いてカッターでカットしていきます。
斜め部分は日光などの入りかたを見てからカットするので残しておきます。
こんな感じになります。
写真1ー2.展開図と折りたたんだ状態(可搬性ヨシ!)
それを組み付けると、こんな感じになりました。
写真3-4.自作シェード組付け
さて炎天下で実証です。暑い~
写真5.準備風景
さて、ドローンを組み付けていきます。
ジャーン!
写真6.組付け後
いい感じです。画面の見え方はどうかなぁ・・おお!
写真7.iPadシェード画面
見やすいじゃあないか
斜め部分は日光などの入りかたを見てからカットするので残しておきます。←これ!
カット必要なしでした!夏場は日光が真上にあるのでシェード長い方が使いやすいことがわかりました!
さらにさらに、思わぬ副産物も生まれました!
それは・・・・iPadの熱暴走の対策にもなるということです。
これまで炎天下(35℃前後)で3時間ほど訓練を実施した中では
- シェードなしだと約40~60分で熱暴走(画面落ち)だったのですが
- シェードありだと約90分で熱暴走(画面落ち)でした。
運用できる時間が伸びたのです!ありがたいことですね~
さらに改良するなら、以下によって運用時間が伸びると思います。
- シェード自身にも通気性が高くする
- シェードの外観は白色にして熱対策
熱暴走はドローンパイロット自身がiPadをどのような角度で保持しているかによって影響の差があると思います。
ではでは~