こんにちは、ドローン事業部です。


前回、吉田オレンジファームで撮影した動画を投稿しました。撮影したのはDJI社製品のPhantom4pro V2という機体です。


世間でも広く認知され始め、空撮=ドローンのイメージは定着したと思います。


そんなドローンの世界で仕事をしていると
ドローンを取り巻く環境の変化を敏感に察知しながら業務に取り組んでいく必要があります。


ドローンを飛ばすにはいくつかのルールがあるのをご存知でしょうか。


今回、この記事ではドローンがどのような規制を受けているのかを一部説明します。


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規制対象となる重さについて
ドローンの重さ200g以下は航空法で模型航空機いわゆるトイドローン(おもちゃ)に分類されます。


たまに200g以上のドローンが出回っていることがあります。お店で安価なドローンを購入する時の基準にもなるので、パッケージに記載されている重さ(グラム)に注目してみて下さい。


規制対象となる飛行範囲について
人口集中地区
空港周辺
150m以上の高さの空域


規制対象となる飛行方法について
目視外飛行
人や物から30m以内
夜間飛行
イベント上空
危険物搬送
物件投下
(以下2019年7月〜追加)
・アルコール/薬物を摂取した状態
・飛行に必要な準備が整っていない状態
・航空機や他の無人機との衝突しそうな場合※1
・他人に迷惑を及ぼすような方法

※1
どのようにして航空機間でのやりとりを調整するのかが課題でしたが、現在はドローンの情報共有システムに登録すればいつどこでどの範囲でドローンが飛んでいるのか確認することが出来ます。



矢印が全てドローンです。(2019年9月10日時点)
既に国内で飛び回っているのがわかります。 


ドローンを飛行させる者はこれらの規制をしっかり守り、安全に運用する必要があります。古い情報で運用していると思わぬ不具合に巻き込まれることもあるかもしれません。


また、太字表示した飛行場所や飛行方法に関しては、国土交通省の許可や承認を受けることで可能になります。


今回紹介したドローンが受けている規制はほんの一部です。他にも条例・法令と様々な規制があります。規制があるから安全に運用出来るのだと思います。


アンツエンジニアリングはこれからも安全なドローンの運用を実施していきます。