今回はSHINeeの「Hitchhiking」です。
この曲は、SHINeeが5人だった頃の曲です。
「Hitchhiking」は、シングル曲ではないですが、SHINeeの曲の中で最高の
「素晴らしい仕上がりの曲」の1つだと思っています。
私の個人的な「平成リリースの曲で、素晴らしかった曲BEST20」に入っている曲です。
SHINeeは「何を歌っても、平凡な仕上がりにならないグループ」で、
シングル曲だと「Sherlock」が非凡な感覚の仕上がりになっていると思います。
(非凡って言葉が安易ですが汗)
キレイな声ではあるのですが、無難な仕上がりではなく、
一言で表現できない感じの曲を、多数リリースしているグループです。
そのなかでも、「Hitchhiking」の何が凄いかというと、
「若さと能動性と狂気」みたいなもののバランスが良いのです。
若さの中にある、ちょっとした「苦痛」とか「能動性が止まらない感じ」とか、
そのなかに美しさがあるというか。
そういう、「楽曲に収めるのは難しい要素」の色んなことが、びっくりするほど含まれているのです。
20代を過ぎて30代を過ぎてをとっても、
「はっとするような何か」がある曲だと思います。
私は2017年頃に
「メンタルの調子が悪いときに、朝起きてすぐに気絶しがち(^^ゞ」という、
人に言いにくい体調である時期があったのですが。
あの頃「Hitchhiking」を聴きながら、
「その能動性と危うさ、わかるわぁ(^^ゞ」と思いました。
そもそも曲自体に危うさがあると思います。
そして、何か切ない感じも少しあり。
それでも、明るくまとまっている感じもあります。
教科書に載せたくなるメロディーなのですが、
曲の仕上がりは、少し何かが痛くて芸術的だと思います。
単に美しいだけの仕上がりではないのです。
SHINeeの歌の何が凄いって、
「ジョンヒョンの曲のTPOの読み」だと思います。
(ジョンヒョンは今いないのですが)
「この曲の、このタイミングでこの声?」っていう感覚が凄いのです。
SHINeeの「Everybody」を初めて聴いたときに、私は
「アイドルの歌う曲が面白くないと思っていたけど、
単に自分の曲の捉え方が凡人だっただけだった」と思い、反省しました(^^ゞ。
SHINeeの曲は、普通の曲でも
「仕上がりが想定外」の曲が多いです。
ちなみにですが、私がSHINeeの曲で
「stranger」という曲も好きです。
「Hitchhiking」と同じくらい好きです。
(多分、凄さが伝わりやすいのは「Hitchhiking」なんですけどね。
「stranger」も、ちょっとした狂気があると思います)
「stranger」は、イントロのジョンヒョンと
曲の真ん中のジョンヒョンの
「ウォー」の長い声が良いです。←雑な説明笑
そもそも私はSUPER JUNIORのファンなのですが、
SHINeeは「楽曲天才」だと思います。
曲自体はSUPER JUNIORの方が好みなのですが、
「曲の仕上げ方」が、非凡で気の抜けない感じなのがSHINeeです。
なので、文字にしてみました。
ちなみにですが、SHINeeの曲のダンスで一番踊りがいがあるのは
「Picaso」のサビと2番の始めです。
「Picaso」を踊ろうと思ったきっかけは、
「元気過ぎて、腹が立つ笑」感じと
「2番の始めのミンホの脚長ポーズが、面白過ぎる(かっこよ過ぎてオモロイ)」
の2つです。
SHINeeは、本当に色々と話のネタが尽きないです。
というわけで、「あの曲の話をしたい」の回でした。