私は浅野忠信の作品が本当に好きです。


浅野忠信の作品を観ていると

「人間は弱くても生きていていいんだ」と思えます。

まず、そこで感涙するほど好きです。

(私はいったん、そこで止まります)


理屈ではなく、体感としてです。自分でも、なぜなのか、わかりません。


そんな浅野忠信の「ロンググッドバイ」を、今年に入ってから、再び観ています。




https://www2.nhk.or.jp/archives/movies/?id=D0009050153_00000 


このドラマの何が好きかというと。


まず、増沢磐二の口調から好きです。


…なんの感想?そこから?って感じなのでしょうけども。


「太宰は優しい」というフレーズをききますが。

私にとって「増沢磐二が優しい」のです。

(そこが大事です)


増沢磐二の、ドラマにない他の背景を、勝手に想像したくなる。


そんなドラマです。


ちなみにですが、この話の原作は海外のものらしくて、

その感覚も好きです。

(後で書いています)


感想どうこうより、このドラマについては

「またしても、浅野忠信の作品にド心酔」できます。

(ちょっとしたキモさもある言い方になっている笑)


ちなみにですが、私は

「作品に心酔」タイプで、


浅野忠信という本人の色々とは切り離して考える感覚で観ています。


なので、感想としてあるのは


「作品として独立した世界にいる、増沢磐二を観ているだけで幸せ」

…という感覚です。


増沢磐二が普段歩いている姿や、事務所でコーヒーを飲んでいる姿を観るのも含めて良いです。


私にとって、そういう意味で

「浅野忠信の作品」は他にない世界一の作品です。


ストーリーについては、

「自分が大人になって内面が成熟したとき、世の中を観ると、

そうだよなぁと思う」…みたいな感覚です。


なんと言うか、(当然なのかもしれないですが)このドラマには幼稚さがないです。


日本のドラマは良い具合に「幼稚さ」も上手く取り入れていると思いますが、


それがないので、

「増沢磐次に気持ちが集中するのに、邪魔が入らない」ドラマだと思います。


昔の洋画が好きな人には、そういう感覚があるのかもしれませんね。


というわけで、感想になっているかわからない話でした。


浅野忠信作品は、

「主観中の主観」で観て、ド心酔してしまうので、私にとって感想は書きづらいのです。


なので、ブログに書いていませんが。


こういう感想も、時には良いということで。


とても好きな

「ロンググッドバイ」の話でした。