セールに出くわすことは好きですか。
私は「無駄な物を買うのが嫌いだけど、セールに出くわすこと」が好きです。
(ちなみに、「受講料の割引」みたいなことは、好きではありません。
ありがたいのですが、それではないのです。)
買い物が好きなのではなく、「その店の商才(商魂)みたいなものを感じることが好き」なのです。
説明しにくいのですが、「生まれつきの癖」なのだと思います。
その癖を肯定的に思えたのは、2013年から始めた
「とびだせどうぶつの森(3dsバージョン)」を始めてからです。
このゲームの売店や百貨店でのセールが、楽しいんですよ。
「なぜ、今その商品に勝負をかけて割引してんの笑?」感が、何んとなく面白いのです。
で、不思議なのですが。
リアルな自分は、物欲の向いている分野が狭いので、
セールを楽しめるのが、ゲームの中だけなのです。
リアルな現実生活で、セールに出くわしても、そこまで楽しめない自分がいます。
(むしろ、現実的な気分になります)
なので、どうぶつの森のことを、
「人間のニッチな希望や願望を満たす、良いゲームだな」と、
いつも思っています。
「セールをみるのが好き」→物欲ではないのです。
商魂みたいなものを観察するのが、楽しいのです。
私の場合は、そういう自分の「わかりにくい部分」が、
物欲的なジャンルだったのですが。
恋愛にそれが向く人もいると思うのです。
「なかなか理解されない純粋」みたいなものを、恋愛で発揮する人もいるというわけです。
どうぶつの森をする度に、
そういう「他人に理解されにくい感覚」を、
もっと人前で、はっきり言える社会になったら良いなと思っています。
もしかすると、日本人は
「そういうのを遠慮しがち、それ以前に遠慮している自覚すらない」のかもしれません。
私は「どうぶつの森」に出会うまでは、
「セールをみるのは好きだけど、物欲に繋がっていない自分」
を、少し心地悪く感じていました。
意味不明だと思っていたのです。
そういうジャンルのことって、あると思います。
今では、ゲームをしながら
「セールって、おもろいわ」と堂々と言えます。
(そのくせ、R天のセール等に関心がないです←R天って笑)
そういう変な感覚を、自分で肯定すると
生きづらさのような変な感覚の一部が、剥がれると思います。
というわけで、
「セールは好きですか」みたいな話でした。