ソ連式食堂 スタローバヤにて ノヴォシビルスク | ルスランの食べ歩き日記 Vol.2(2012年~)

ルスランの食べ歩き日記 Vol.2(2012年~)

普段使いの美味しい料理を求めて世界を旅します

ソ連時代からあるセルフスタイルの食堂をスタローバヤと呼びます。ソ連時代は労働者の

負担を減らすために地域、職場、工場、学校などにスタローバヤという食堂が整備され、

料理もソ連全土で均一化されました。

 

例えば、全国でボルシチの肉が何gで、ビーツが何gといった具合で統一規格化した

そうです。それまでは地方色ある料理を食べていたわけですから、味気ない感じが

しますが、一方でソ連邦は15の共和国からなっていたので、諸民族の友好をスローガンに

ウズベキスタンやグルジアなどのエスニックな料理もソ連全土に広まることになりました。

 

シベリアの中心都市、ノヴォシビルスク市内のスタローバヤにて

ボルシチ、ビーツのサラダ、焼きピロシキ

ボルシチはビーツの千切りだけでなく、ごろっとした野菜も入っていました。

 

こちらもロシアでは代表的なスープであるサリャンカ

よく、冷蔵庫の残り物をサリャンカにするそうです。

オリーブ、ピクルス、レモン、ベーコン、野菜などをいれた酸味のある

スープで二日酔いにも効くそうです。

 

ロシアのクレープであるブリヌイにはジャムを添えてもらって、デザートに

しました。ミネラルウォーターはBon Aquaのガス入り。なかなか美味しい。

紅茶?はサモワールから注ぎましたが、なぜか最初から甘いタイプでした。

 

焼きピロシキを切ってみました。これはジャム入りのデザートピロシキ。

 

アヴァンタホテルのすぐ隣にある人気のスタローバヤで、人の出入りが

絶えません。

 

この後、20時にホテルを出発して専用車で空港に向かいました。

 

ロシア・ノヴォシビルスク 2019年7月