もはや通話以外に、音楽を聴いたり、

 ゲームや漫画、ニュース、天気予報など、

  様々な用途で活躍するスマートフォン。

 

情報量や、処理能力からして、

 パソコンを持ち歩いているような、

  今や無くてはならないアイテム。

 

何よりも便利なのは、タッチパネルの、

 画面を指先でスライドさせたり、

  2本の指で拡大させたり、縮小する、

   ”ピンチ・イン・アウト”と言う技術。

 

 

老眼の私には、有難い!。

 

今では、iPadなどを操作する

 便利で、お馴染みの動作。

 

実は、この仕組みを発明したのは、日本人だそうで、

 

 

ソニーコンピュータサイエンス研究所の、

 暦本純一( れきもと・じゅんいち)さんは、

 

 このマルチタッチシステム”SmartSkin”

  と呼ばれる技術を、20年前に発明しました。

 

この仕組みを思いついたきっかけは、

 パソコンをマウスで操作する際、

  その作業がもどかしくて、

 

 「直接、画面をイジれたら楽なのに」

   と言う発想から思いついた技術でした。

 

 

昔のコンピュータは、

 ”ラインエディタ”といって、

 プログラムを、一行づつ呼び出し、

  編集するので、とても面倒な作業・・。

 

とにかく根気が必要でした。

 

しかも当初は、マウスもなく、

 コントロールキーで、シコシコ・・。

 

だから、パソコン・オタクは暗いと、

 言われてましたが、

 

 ”スクリーンエディタ”や、

  ”マルチウインドウ”など、

   使い勝手が改善されて、

 

一般の人にもパソコンが、

 普及するきっかけになりました。

 

何と言っても、その火付け役になったのは、

 ”アップル社”の、iMacのおかげ。

 

 

アップルCEO、スティーブ・ジョブズは、

 パソコンを家電の様に、インテリアとして、

  違和感のない、女性ユーザーにも受ける。

 

   

 可愛いデザインにし、面倒なマニュアルや、

  配線も簡素化して、買ってすぐに使える、

   コンピュータを普及させました。

 

 

この発想は、なかなか出来る事ではなく、

 ジョブズの攻めた製品開発は、技術開発部と、

  かなり揉めたそうですが、

 

 

 結果、お堅いイメージだったパソコンを、

  遊び心のある、親しみのある相棒に、

   昇華させたジョブズの発想が、

 

 

 ユーザーに受け入れられたンですね。

 

その後ジョブズは、音楽プレーヤーの、

 iPodや、携帯電話のiPhone、

  タブレットのiPadなどに、

 

 

 暦本さんの、マルチタッチシステム

 ”SmartSkin”を、採用しましたが、

 

 暦本さんが特許を、申請していなかったため、

  アップルが、技術をパクった形になってしまいました。

 

これに対し、暦本さんは、

  自分が発明した仕組みを、

 

 ”アプリ”や、”アイコン”を操作したり、

  ショートカット、コマンド入力など、

   

 使いやすくて便利な機能に昇華する、

  アイデアは、ジョブズがいなかったら、

   ここまで普及しなかっただろうと、

    容認したそうです。

 

 

暦本さんの著書

「妄想する頭 思考する手

   想像を超えるアイデアのつくり方」(祥伝社)

   では、タイトルにもあるとおり

    

 斬新な発明を発送する力は、

 「妄想力」が大事だと言われたいます。

 

 

産業革命が始まったきっかけは、

 ジェームズ・ワットの蒸気機関だと言われ、

  

 もともと、炭鉱の排水を汲み出すために、

  何か良い仕組みはないかと、開発された、

   技術でしたが、「乗り物に応用できないか?」、

 

 とか、「工場の動力として使えないか?」、などと、

  「妄想」する人のアイデアのあり方で、

 

 それまで家畜に頼っていた労働を、

  蒸気機関が担い、より大きな荷物を運べ、

 

 船や鉄道の動力に採用する事で、

  より遠くへ移動する事が出来るようになる。

 

 

 

また、「潜水艦」なんて、造船技術者の人には、

 絶対に出来ない発想ですよね。

 

「”沈む船”を造ったって、意味がない!」

  って言われそう!。

 

それはそうですが、海戦において、

 「潜水艦」の戦力は、ハンパない!。

 

 

「ジェット機」も、航空機の技術者には、

  思いもつかない発想ですよね。

 

プロペラも尾翼もなく、

 大気中の酸素を燃焼させ、

  それを推進力にして超高速で飛ぶ。

 

 

ジェット機の動力に使われる、

 回転する”ブレード”と言われる部品は、

  蒸気機関技師の発想から開発されたそうです。

 

この薄いブレードは、中に嵌め込んだだけで、

 溶接はされていません。

 

飛行機の設計者は、高速で回転する、

 この部分を頑丈に溶接したため、

  壊れて使い物になりませんでした。

   

実用化の鍵は、蒸気機関の中の、

 タービンの発想でした。

 

後の、羽根をなくした”ダイソン”の扇風機や、

 掃除機のみたいですね!。

 

羽根を無くすという発想は、画期的でした。

 

専門外の、ズブの素人の発想。

 

 

ジョブズも、コンピュータの中身の事は、

 1ミリも解らなかったから、

 

インテリアの様な、スタイリッシュなデザインや、

 スマートな機能にこだわり、親しみやすい、

  家電の様なパソコンが作れたンですね!。

 

 

すでにあるものの、延長線上ではなく、

 

「役に立たないかもしれない」、

 と言う、AIには出来ない遊び心の発想で、 

 

 

「とんでもなく変なことを考える」、

 

 と言う人の存在が、

  これから重要になってくるでしょうね!。