先日、埼玉県狭山市の調整池で、

 試験的に、池の水を抜く作業中、

  池のゴミを回収した袋の中から、

   人の頭蓋骨らしきものがが見つかり、

 

 警察は、事件や事故の可能性も視野に、

  身元の特定を急いでいるそうです。

 

最近では、関西の方でも、

 バラバラ死体が見つかったり、

  物騒な事件が多いですよね。

 

「池の水を抜いてみた!」という、

  TVのバラエティー番組が人気ですが、

   

 水生動物の生態系や、不法投棄、

  環境問題以外に、自殺や犯罪などの、

   社会問題も垣間見れて、いろいろと、

    考えさせられますね・・。

 

 

さて、「池の水を抜く」といえば、

 子供の頃に観ていたアニメ『サスケ』に、

  今でも印象的だった、こんな回がありました。

 

 

サスケと、サスケの父・大猿が、

 ある領地を訪れ、カスミという、

  商売人の家に生まれた娘と出会う。

 

 

カスミの父が、高価な翡翠石を発見し、

 商売を始めたところ、

 

強欲な領主が、翡翠を独り占めしようと、

 採掘場所を突き止める為、カスミの父を、

  拷問して、殺害してしまった。

 

翡翠の原産地を知る、カスミに魔の手が襲う中、

 サスケ親子に領主から、ある命令を受ける。

 

翡翠が大量に眠る原産地は、どうやら領内にある、

 沼の底にある事がわかった。

 

その沼には、カスミの父が、万が一を想定し、

 外国の商人から買ったピラニアを、

  大量に放流していた・・。

 

欲に駆られた領主は、ピラニアを全滅するべく、

 沼に毒を流したが、翡翠を採取することは、

  さらに不可能となった・・。

 

 

ズル賢い領主が、「沼の底に沈む大量の翡翠を取ってこい」、

 出来なければと、カスミの命はないと脅す。

 

そこで博学な忍者、大猿が提案したのが、

 「竜神の術」だった。

 

 

水を張った桶を、沼に見立て、

 桶に浮かべた、ロウソクの火に、

  ギヤマンのコップでかぶせ、

 

 

 コップの中を真空状態にして、

  酸素が薄くなったコップの中に、

   「大気圧」によって桶の水を吸わせる。

 

 

学校の理科の授業などでも、

 よく使われている、「大気圧の」実験ですが、

  幼い頃の自分には、衝撃的でした。

 

この後がすごく、納得した領主さまは、

 領民に、焼き物の巨大な筒を作らせると、

  筏を沼に浮かべ、その上で大量の薪を燃やし、

   それに大筒をかぶせた。

 

 

たちまち沼の水は、筒に吸い上げられ、

 沼は干上がり、大量の翡翠が姿を表した。

 

念願の宝を目の当たりにした領主は、

 色めき立って、沼に降り立った。

 

そこで大猿は、わざと大声で、

 

「翡翠石は高額だ!”と叫び、

 

 遅れて成るかと、欲に駆られた手下一同が、

  翡翠を目当てに入り乱れる。

 

 

この瞬間を見計らって、強欲な領主に、

 苦しめられていた領民は、大猿の仕掛けた、

  筒を破壊する装置を発動させて、沼を再び、

   毒水で溢れかえる。

 

生き残っていたピラニアも沼に放たれ、

 地獄絵図と化す・・。

 

当時は、子供向けアニメとと言えど、

 コンプライアンスはとても緩く、

 

子供心にも、このシーンは、

 トラウマになる程、記憶に残っています。

 

白土三平先生の作品には、過酷な階級社会を生きる、

 庶民の苦しみや、厳しい自然に翻弄される、

  人々の儚さなどが、リアルに描かれていました。

 

人権や貧困、奇形による差別など、

 今では信じられない内容でしたが、

  あの当時観た自分は、どのように、

   受け取っていたンでしょう・・。

 

人間の弱さ、人間の愚かさ、

 時代が進んでも、人の業は変わらない・・。