昔の人気音楽番組、『ベストヒットUSA』での、

 洋楽アーティスト・インタビューで、

  

 「日本製のおもちゃにハマっている!

   トラックが変形してロボットになって、

     もう、スゲえの!」と、

 

   やや興奮気味に語るアーティスト。

 

インタビュアーの、小林克也氏もタジタジ。

 

後にわかったのが、日本でも大人気のおもちゃ、

 トランスフォーマーの、超合金だったとか・・。

 

 

トランスフォーマーのように、

 飛行機や車が変形して、ロボットになる、

  ギミックの凝ったおもちゃは、以前にもありました。

 

 

アニメでもヒットした、

 「ゴールド・ライタン」が有名ですね。

 

子供は、ライターなど、大人のアイテムに、

 惹かれ、憧れ、持ちたがります。

 

 

そのライターが、ロボットに変形したら、

 そんなコンセプトから、アニメになり、

  おもちゃになって、ヒットしました。

 

 

その後、変形ギミックに磨きがかかり、

 「トランスフォーマー」も、アニメ化され、

   ストーリーが、後ずけされました。

 

海外でも、人気が一人歩きして、

 リーダーの”オプティマスプライム”

  (日本では、コンボイ)と、

    宿敵の”メガトロン”との戦いが、

     

 実写で映画化、シリーズにもなって大ヒット。

 

 

本作は、仲の良かった頃の、

 まだトランスフォームできなかった、

   若かりし日の、オプティマスと、

    メガトロンの、「前日譚」。

 

『トランスフォーマー』シリーズの

 起源を描いた、3DCGアニメーション。

 

 

オプティマスプライムとメガトロンは、

 サイバトロン星で、労働ロボットとして、

  地下都市で働いていた。

 

過酷な労働に嫌気が差したオプティマスは、

 仲間たちと地上への脱出を試みる。

 

メガトロンの忠告を無視して、

 脱出した彼らは、謎の存在から、

  トランスフォームする力を、

   与えられるのだが・・。

 

 

監督は、『トイ・ストーリー4』の

 ジョシュ・クーリー。

 

3DCGアニメーションのせいか、

 昔の『トリプルファイター』を思わせます。

 

 

まだ地球に訪れる前の、世界観なので、

 3DCGならではの、迫力ある、

  ロボット同士の戦闘シーンに圧倒。

 

しかも、実写版では見られなかった、

 豊かな表情が面白い!。

 

現代のアメリカらしい、

 意図的に分断された社会と、

  自由と権利を奪われた若い世代の、

   世相を反映されたようなストーリー。

 

真面目で、仲間思いのメガトロンが、

 理不尽な不正を許せず、革命を起こすも、

  

 意見の違う、オプティマスとの対立にも、

  秘めた友情も見せ、グッとくる。

 

何しろ、おもちゃ遊びは空想力!。

 

こんな作品が、世の中に、

 あってもいいンじゃないですか?。

 

 

 

自販機がトランスフォームする、

 アイデアの作品も、作って欲しい!。