普段、肩こりとは無縁の体質なンですが、
お盆休みで、バーベキューの火起こしや、
長距離のサイクリング、
やりなれない姿勢で運動すると、
肩や、全身の筋肉がパンパン!。
歳を重ねると、翌日の筋肉痛は、
応えますね。
特に、年末の大掃除や、雪かきなど、
普段しない運動をすると、
関節や筋肉に負担がかかり、
その日は何ともなかったのに、
日を置くと、痛くて、
腕が上がらなくなったりします。
大掃除って、意外と重いものを持ったり、
立ち仕事をしたりして、
変に腰を引いて、
庇ったりすると、
姿勢や体のバランスが悪くなり、
余計に疲労が溜ったりしますね。
サッカー強豪国といえば、
やはり、ドイツやイギリス、
イタリヤ、フランスなどのヨーロッパ。
ところが、ヨーロッパは、
歴史が古いわりには、
そのトレーニング方法は、
あまり革新されておらず、
野球やアメフトの、
近代的なトレーニングに比べると、
前時代的な練習を、
ひたすら繰り返すだけ、
というモノが多いンです。
ケガの治療法や、
選手達の医学的なケアにも、
古来からの民間療法で、
治しているケースが多いンです。
その事を顕著に表す、
こんな話がありました。
日本から、三浦カズ選手が、
イタリアのリーグに入団した頃の話しで、
練習を終えて、
ユニホームを脱いだカズ選手の背中に、
日本人にはお馴染みの、
膏薬が貼ってありました。
それを見た、イタリア人選手が、
「その大きな白いモノは何だ!」と、
カズに問い質したところ、
患部に貼るだけで、炎症を抑え、
筋肉痛の鎮静効果があるという、
カズの説明を聞き、
試しに体に貼ってみたところ、
その効能に驚き、
「何て画期的な治療法なんだ!」と、
感心したそうです。
ヨーロッパには、
湿布とか、膏薬は、
なかったンですね。
アイシングとか、マッサージは有ったンでしょうが、
患部のピンポイントにあてて、
運動や仕事が、すぐに出来るスグレモノ!
こんな発想は、
ヨーロッパには無かった!。
(大相撲のフランス巡業でも、
お相撲さんが、背中に貼って、
お披露目してましたネ)
日本では、古来から肩こりや、打ち身、
打撲の際、湿布をしていました。
今では、貼り薬全般のイメージとして、
”トクホン”が有名ですが、じつは、
この”トクホン”の名は、
れっきとした商品名で、
室町後期から、
江戸時代初期にかけて活躍した、
実在のお医者さん、
「永田徳本」という人に肖って、
つけられました。
この永田徳本さんは、大変な名医で、
あの、武田信玄の病を治療した、
お医者さんでしたが、
病に苦しむ貧しい庶民の為に、
日本諸国をまわって、
ケガや病気治療にあたっていたそうです。
どんな重病の患者でも、
16文(現在の400円くらい)で
診て治療してくれたコトから、
庶民の間では
「16文先生」として慕われ、
讃えられていました。
その後、民間救済する尊いこの精神を、
日本医学に伝えようと、
「鈴木日本堂」の
鈴木由太郎さんが開発した貼り薬に、
永田徳本さんの”徳本”に肖り、
「トクホン」と言う名前をつけました。
この「トクホン(徳本)」の、”徳”という響きが、
人々に恩恵をあたえる”徳”に通じ、
また、痛みを解くという”解く”ともつながり、
なんとも言えないソフトなイメージの名前が、
庶民に広く親しまれました。
もちろん、それ以前にも膏薬は、
江戸時代の頃から貼られていた薬ですが、
従来のモノは油臭く、
大事な衣服に薬が染みて、
汚れで難儀していました。
「トクホン」が画期的なのは、
シール状にして絆創膏のように、
すぐ貼れるように改良した点と、
ハッカの清涼感のするニオイをつけた点です。
現在では、「鈴木日本堂」改め、
社名を「株式会社トクホン」と改名しております。
その他の企業にも、「サロンパス」や、
「ピップエレキバン」といった商品を開発し、
続々、品種改良、改善され、深部に溜まっている
ストレス社会の日本人の”コリ”を、
長年ほぐしてきました。
昔、銭湯などへ行くと、
裸になった人の背中や肩に
「トクホン」を貼った人を、大勢見かけたものでした。
皆さんの中には、自宅のお風呂に入る際、
背中に貼った膏薬を、鏡に貼って、
湯上がりにまた貼る、そんなセコイ事、
やった経験がありませんか?。
私は有ります・・・何か勿体なくて・・。




