8月も中盤を過ぎて、
長かった夏休みも、残り2週間となりました。
子供達も、そろそろ宿題に、
戦々恐々としている時期。
そういえば、「ドラえもん」の中で、
夏休みや連休だというのに、
どこにも連れて言ってもらえないのび太が、
ホログラムで、家を温泉旅館にしちゃう、
なんとも楽しそうなシーンがありました。
子供たちにとって、
未来は希望に溢れ、
輝いている夢の世界。
21世紀になって20年以上経つというのに、
テクノロジーが進歩しても、
いまだに火事や事故、犯罪、伝染病、
自然災害や紛争を未然に防ぐ事ができない、
無力さを感じます・・。
『ドラえもん』の世界には、
いじめとか、格差とか、
現代でも解決出来ない、
社会問題を、未来の道具を駆使して、
解決して行く、当時にはない、
画期的なマンガでした。
同じ問題で悩んでいた、大勢の子供たちが、
ドラえもんを読んで、胸のすく思いをした物と、
おもいます。
漫画界の巨匠、
手塚治虫さんも、
あらゆる世代の子供たちに、
受け入れられた『ドラえもん』に、
漫画で勝てなかった事が、
そうとう悔しかったンだそうで、
敬意をはらって、
「藤子さんの『ドラえもん』は、
子供たちにとって、大切なお菓子です、
しかも、高級なお菓子です」
とエールを送ったそうです。
子供たちが、どう言う悩みを抱え、
もんな物を欲していたかを、感じ取り、
時代が変わっても、変わらない物、
大事にしなくてはならないものを、
藤子先生が、次の世代に伝えた賜物だと思います。
大人もはまる、凄い作品です!。
その『ドラえもん』や、 『オバQ』、
『パーマン』など、数々のヒット作を産み、
子供達に愛される、良質な少年漫画を、
量産した、国民的まんが家、
藤子・F・不二雄の、創作における、
「まんが論」や、「仕事術」、
アイデアの出し方など、
これまでに発表された膨大なインタビューや、
エッセイなどから、
もの作りの姿勢、発想力、
キャラクターの動かし方など、
月刊誌とはいえ、毎回違うストーリーと、
ドラえもんのひみつ道具のアイデアを、
締め切りのプレッシャーに追われながら、
限られた時間内で、どうやって考え出すのか?。
一般の人にも為になる、
「仕事術」、「勉強術」、人生観のエッセンスが、
宝石箱の様に、詰っている本です!。
あの漫画の神様、「手塚治虫」が、
『ドラえもん』を越える事が出来ず、
そうとう悔しがったそうです。
少年の心をブレずに持っていた藤本先生が、
子供達の願望や、好奇心にリンクして、
ドラえもんの道具などのアイデアを、
生み出していたンでしょうね。
勉強になります!。
是非、お手に取って読んでみてください!。