ファン待望の、
『デッドプール&ウルヴァリン』が、
ついに公開!。
強烈な個性を放ち、
やりたい放題の”デップー”と、
『LOGAN/ローガン』で、
華々しく散って、
”オルゴール”にもなった、
ウルヴァリンが蘇り、
しかも、”キン肉マン”と”テリーマン”のように、
夢のタッグを組むなんて!。
型破りで無責任なマーベルヒーロー、
『デッドプール』シリーズ・第3弾。
人体実験の末、不死身のデッドプ―ルとして、
仲間とともに戦った、元傭兵のウェイドは、
恋人や仲間と幸せな日常を送っていた。
ところがある日突然、
何者かに連れ去られた彼は、
マーベルヒーローの活躍を見られる、
モニタールームに通される。
彼は世界を救う救世主として、
MCUの世界へ飛びこむが・・。
そもそも『デッドプール』は、
ライアン・レイノルズ自身の企画で、
この型破りなR指定ヒーロー映画を、
11年もかけて実現させたそうで、
”古畑任三郎”のように、
観客に語りかけたり、
お約束を無視したネタバレや、
ヒーローいじり、カメオ出演など、
政治的に際どい、抱腹絶倒の、
オゲレツ映画なのに、
実は誰よりもまっすぐで誠実な、
ライアン・レイノルズの漏れ出る思いが、
今までにない新しいヒーロー映画を、
生み出したんですね。
最近のヒーローは、悩みすぎで暗い!。
救えなかった失敗を、いつまでも悔やみ、
挫折したヒーロは、観たくない。
悩まないで、好き勝手やりながら、
世界も、大切な人も救おう!。
やはり『デッドプール』は、
ライアンありきの映画で、
誰も真似ができないと思います。
スタッフやキャストも、それをわかっていて、
ギャグも、ジョークも全てライアンに委ねている。
そのスレスレで予想外のパロディーと、
ジョークが、観客の爆笑を誘発してるンです。
”ウルヴァリン”の、ヒュー・ジャックマンも、
「二度と”ウルヴァリン”は演らない」と、
言っていたのに、弄られてもノリノリでした。
特に冒頭のシーンなんて、
ファンだからこそ、冒涜しまくり!(笑。
あんな事、普通思いつかない!。
ヒュー・ジャックマンは、
『チャッピー』で悪役を演じたり、
『レミゼラブル』や、
『グレイテスト・ショーマンネ』など、
ミュージカルに手を出したネタや、
離婚してから太ったので、
スーツ着てるとか、弄られまくり。
いくら二人とも不死身とはいえ、
メチャ撃たれ、斬られすぎ!。
赤ちゃんナイフには、笑った!。
極め付けは、ホンダオデッセイを、
こき下ろして、メチャフルボッコにしたのに、
普通に走ってたのには笑った!。
日本車って、すごい!。
なんと言っても、
怒涛のパロディーの嵐に、
拍手喝采!。
”20世紀フォックス”の残骸に、
「猿の惑星」かよ!。
悪者のアジトは、なんだか、
寺沢武一の『コブラ』に出てきそう。
アベンジャーズのあの人も出てくるし、
大笑したのは、”クリス・エヴァンス”が、
あの人じゃなく、”弟”の方で出てきた事。
しかも、扱いが酷すぎる!。
『デアデビル』や『エレクトラ』、
なんと!、『ブレイド』の、
”ウェズリー・スナイプス”が、
スクリーンに出た時は、
「マジかよ!」と、腰を浮かせました。
そういえばこの人も、日本刀使ってた。
まさに『エクスペンダブルズ』(笑。
(もしかして、奥さん?)
この間観た『フライミーツーザ・ムーン』の、
”チャニング・テイタム”も出てた。
前作の”ユキオ”役、唯一の日本人女優、
忽那汐里ちゃんも、レギュラーになってる!。
ライアンに、愛されてる。
みんなこの作品を愛しているから、
ライアンを愛してるから、
快く参加するンですね!。
吹き替え版も、加瀬さんと、
山路さんとの掛け合いサイコー!。
最後まで面白かった!。
ヒーロー映画は、明るく楽しく、
こうでなくちゃ!。