今の会社に務める35年前、
夜勤のアルバイトを、1年半やっていました。
その頃は夜働いて、朝に帰宅して就寝。
夕方5時ごろ、テレビをタイマーでつけ、
当時は目覚ましがわりにして、
『あぶない刑事』の再放送を、
起き抜けに、見ていました。
あの、ふたりの破茶滅茶なアクションは、
目覚めの頭に最適でしたね!(笑。
1986年に放映開始した、TVドラマ、
『あぶない刑事』の、舘ひろしと、
柴田恭兵の最強タッグが、
8年ぶりに復活!。
定年退職後の、タカとユージが、
ニュージーランドへと渡り、
探偵事務所を開いていたが、
現地で、問題を起こし、
出禁となった・・・。
日本へ舞い戻る事となり、彼らは、
横浜で探偵業を始めようとした。
ひょんなことから、依頼人第一号の、
若い女性に依頼された、
母親探しを進める中、
行く先々で、事件に見舞われ、
その裏で、爆破テロを画策する、
謎の集団の姿がうごめく。
2016年の前作、『さらば あぶない刑事』で、
警察を定年になり、一般人となったふたりは、
海外へ渡り、私立探偵をしていたと言う、
ハチャメチャナな設定に、まずシビレる!。
シリーズが始まった頃は、
まだ平成にもなっていなかったのに、
当時でもベタな、バディ・刑事物。
『スタスキー&ハッチ』や、
『ジョン&パンチ』などと違った、
コミカルで、粋でお洒落な、
ハードボイルド・ミステリー。
何と言っても、オン歳73歳の館さん、
72歳の柴田さん、息もぴったりだし、
粋でカッコ良く、歳を重ねて来ても、
それぞれの魅力が色褪せない!。
このお二人は、良い歳の取り方をしてますな。
兎に角、ふたりの存在感が映える!。
バシッとスーツを決め、眼の演技を殺す、
渋いグラサンと、人生経験を積んで背中で、
哀愁を表現するかと思いきや、
中高生の部活のような、軽妙なギャグと、
「笑い飯」みたいな、コミカルな漫才の駆け引き。
ふたり共、”ダブル・ボケ突っ込む”なのね!。
かと思うと、キレッキレの魅せる、
格闘アクションと、ガンアクションの、
ギャップのすごさに萌え〜!。
主役のふたり以外にも、ぶっ飛び演技の、
浅野温子さんなど、お馴染みレギュラー陣も、
魅力的なパワーと、花を添えて楽しい。
事件の鍵を握る「飛龍」(岸谷五朗)や、
出世した「町田捜査課長」(仲村トオル)。
予告編では、町田課長がガツンと言っていたので、
おおッ!と思いましたが、トホホ・・。
でも、後半で男気見せた、カッケー!。
(この人も、歳とらないな)
懐かしい近藤課長さんも、カメオ出演。
『ザ・ガードマン』の頃から見てました!(泣く。
『バッド・ボーイズ』も、再起動するらしく、
人生、まだまだこれから!。
昭和テイスト満載の、刑事物でも、
文句なしに面白い!。
これまでの『あぶ刑事』シリーズを、
見ていない若い世代でも楽しめる、
週末に観るエンタメとして、
オススメの映画です!。