この間透析中に、患者さんと、
クリニックの職員さんとの間で、
トラブルがありました。
透析患者さんは、糖尿病の薬や、
血圧の薬とか、患者さんの病状によって、
薬の種類や数量も、人によって違うので、
毎回、14日ごとに支給してもらうんですが、
患者さんの中には、1日1錠の痛み止めを、
痛みが酷くて、2錠飲んでしまい、
支給日まで薬が足らなくなって、
追加してくれと、要求してました。
他に処方している薬との兼ね合いもありまして、
特に痛み止めは、先生からの指示がないと、
危険なので、先生が診察に来てから、
相談しましょうとの事でしたが、
納得のいかない患者さんは、
「あんたじゃ話にならない!」と、
態度が気に入らなかったのか、ヒートアップ。
透析室が、険悪な空気になって、
ちょっと騒然としました。
でも凄い剣幕だったのに、先生が来て話をすると、
あっさり、大人しくなっちゃった・・。
薬を飲み忘れちゃう人や、
飲みすぎちゃう人も、結構います。
薬の管理は、お年寄りには、とても大変なので、
たまに薬のチェックのため、残りの薬を、
持って来てもらうこともありますが、
「めんどくさい」と、嫌がる人もいて、
こう言うトラブルも・・。
クリニックの職員の人も、毎回担当が違うので、
人によっては、処方の指示の食い違いや、
引き継ぎが出来ていない時もありますが、
命に関わる事なので、クリニックの人の、
手を煩わさず、ルールは守らないと・・・。
まあ、どんなに気を配っていても、
人間同士なので、意見が食い違いが、
発生することがありますよね。
こう言うトラブルは、病院の待ち時間の間とか、
特に飲食店でも見かけますね。
飲食手に来る人は、基本お腹が空いてますので、
出て来る料理が遅かったり、注文と違ったり、
先に注文したのに、自分より後の人のが、
先に来たりすると、温厚な人でも、
ちょっと一言いいたくなる・・。
因みに、人が飲食店で料理を待てる時間は、
約7分ぐらいだそうです。
トラブルは、調理時間だけではなく、
料金のトラブルも多く、
ちょっと前のニュースで、居酒屋で、
宴会を開いていた鉄道会社の団体が、
散々飲み食いして、いざ御会計となった時、
その中の年配の人が、
「この料金はおかしい」と、因縁をつけ、
店主に細かいレシートをうたせ、
「こんなに食べていない、ぼったくりだ!」
とゴネ出し、騒ぎ出す。
店主が折れて、1万円を引いた金額で和解。
ところが、そのトラブルに頭にきた店主は、
その鉄道会社の社員全員を、出入り禁止にし、
その旨を書いた張り紙を、しばらく、
店に入り口に張り出してしまった。
後日、体裁が悪い会社側が、謝罪し和解しましたが、
そんな大きな会社に勤める人が、気分が盛り上がって、
調子に乗って飲み食いし、気がついたら、
割り勘にしても、持ち金が足りず、
年長に自分が奢るならともかく、
部下にお金を立て替えてもらうのがバツが悪く、
言いがかりをつけて、その場を繕った。
そんなところじゃないんですか。
トラブルになり易いお客の特徴は、学生や、
若い人よりも、中高年やサラリーマンが、
圧倒的に多いそうです。
女性客のトラブルは珍しいそうですが、
金に関するトラブルは、おばちゃんに多いそうです。
サラリーマンは、2人以上になると結束して、
店員を責め立て、
ひとり客のおじいさんは、頑固で融通がきかず、
自分の信念と店側の決まり事とのギャップに、
腹を立てて怒るケースがほとんどです。
みんな寂しくて、構って欲しいのかな?。
逆に、トラブルが皆無という例は、
工事現場や、企業の制服を着ている人たち。
名前が刺繍されてますし、
会社の看板を背負ってますからね。
クレーマーは弱い立場の人に、言いたい放題。
顔の見えないネットみたいで、
なんかわかる気がします。