昔、オーディオに凝っていた頃、
ビクターの KD-A55 と言う、
カセットデッキを愛用していましt。
デザインもカッコよく、
VUメーターが大きく綺麗に輝いて、
ノイズリダクション・システムとか、
ソニーや、パイオニアといった、
大手メーカーとは、ちょっと違った、
攻めている設計で、わりと好きでした。
日本ビクター社は、もともと外資系の企業で、
1920年代に、アメリカ資本の、
”The Victor Talking Machine Company”の、
日本法人として設立しました。
結構歴史は古く、蓄音機の販売から始まり、
音響機器や、テレビ、ビデオカメラ、
磁気テープ、DVD、光ディスクなど、
研究・開発・製造・販売を行ってきました。
MSXという、
パソコンも作ってましたね!。
平成に入ってから、オーディオ機器全般が、
ipodなどのMP3の登場により低迷になり、
2011年10月に、日本ビクターと、
ケンウッドなど、関連会社を合併し、
株式会社JVCケンウッドとして統合しました。
ちなみに、ケンウッド社は、
老舗の「トリオ社」が、アメリカに、
事務所を設置した際、
既に「TRIO」と言う名が、
商標登録されていたため、
急遽ブランド名を変えて、
ハリウッドの「WOOD」に、
「KEN」を合わせて、
「KENWOOD」としました。
ビクターといえば、
昭和生まれの人にはお馴染みの、
あの蓄音機の前にチョコンと座り、
耳を傾ける、犬のロゴマーク!。
犬の犬種は、フォックス・テリアで、
名前は「ニッパーくん」と言うそうです。
ニッパーくんは、1884年に、
イギリスのブリストルで産まれました。
「ニッパー」と言う名前は、
かなり気が強いワンちゃんだったので、
知らない人に、よく噛み付いていたことから、
「Nip(挟む)」ニッパーと、
名づけたそうです。
飼い主は、マーク・H・バラウドと言う人でしたが、
3年後に、彼が病死したため、画家で弟の、
フランシス・バラウドが、彼の息子とともに、
ニッパーくんをひきとり育てました。
そんなある日、たまたま家に置いてあった、
蓄音器で、生前に吹き込まれていた、
兄の声を聞かせたところ、
ニッパーは、蓄音機のラッパの前で、
主人の姿は見えないのに、声がするので、
けげんそうに耳を傾けていました。
また、懐かしい主人の声を、
聞き入っているような穏やかな姿に、
心を打たれた、画家のフランシスは、
早速筆をとって、一枚の絵を描き上げました。
完成した絵画には、
「His Master's Voice」と、
あの有名なタイトルをつけました。
その後、その絵とエピソードに感動した、
円盤式蓄音機の発明者である、
エミール・ベルリナーが、
フランシスが描い画を、
商標ロゴとして登録しました。
その時描かれた蓄音器は、
録音・再生が出来る筒状の、
シリンダー式でしたが、
その後、円盤式の蓄音機の物に、
バージョンアップして描き替えられ、
後に、ビクターの母体となるレコード会社、
「ビクタートーキングマシン社」の、
ロゴマークとして受け継がれました。
単に懐かしいだけではなく、
デザイン的にも、美しく、
ステッカーや置物、インテリアなど、
様々なグッズが作られ、
収集するコレクターも多いとか。
日本ビクターJVC・ケンウッド。
偶然にも、後に統合した”ケンウッド”と、
ニッパー”犬”と言う、”ケン”繋がり、
最高の技術と品質と伝統を、
ニッパーくんと共に受け継いだンですね!。」









