日曜日の朝、毎週欠かさず観ている、

 TV番組があります。

 

日テレの『所さんの目がテン』と、

 TBSの『がっちりマンデー』です。

 

『所さん・・』は、「科学の里」が好きで、

 『がっちり・・』は、お堅いビジネスの話題を、

   素人でも判りやすく教えてくれ、

 

 仕事でも使えるアイデアを、提供してくれる、

  面白く、為になる番組です。

 

今回も、すごく興味ある企業が、

 2社紹介されていました。

 

1つ目は、人工衛星からのデータをまとめて、

 様々な企業に活用する、

 

 「株式会社天地人」でした。

 

 

地球を回る、複数の人工衛星で得られた、

 地面の温度や、位置情報など、様々な、

  ビッグデータなどと照らし合わせ、

 

夏なのに、アスファルトで舗装された、

 道路の一部の温度が低いと、漏水の疑いがあり、

  

 水道配管工事の地図と照らし合わせ、調査すると、

  補修工事の時間も、人件費も、貴重な水も、

   損失が抑えられる。

 

「天地人コンパス  宇宙水道局」という、

  システムを、番組で紹介していました。

 

漏水は、些細な漏れでも、水資源の損失に繋がり、

 地面が陥没したり、家屋の損壊にもつながる、

  ゆゆしき問題。

 

年度末になると、あちこちの道路を掘り返し、

 同じ所を工事してない?、

  ってことがなくなるかも?。

 

   

農業へ応用した事例も、番組で紹介。

 

稲作で、田んぼの温度を、リアルタイムでサーチし、

 温度が上がり過ぎたら、自動化した水門を、

  自宅にいながら、スマホで操作し、水温を下げ、

 

 田んぼの水温を、均一にできるので、

  稲の品質や収穫量も、

   安定させる事が出来る。

 

また、作物の水分量も、効率よく管理でき、

 病気や害虫の有無も管理でき、

  発育の悪い作物や、害虫の被害にあった作物などに、

   ドローンで、ピンポイントに薬を散布するので、

 

   畑全体に撒かず、作業時間や、人件費、

    薬代も節約できるし、収穫ロスが無くなる。

 

また、地域の気候や環境、地質の状態など、

 人工衛星からのデータをもとに、

  

 その土地にあった効率の良い作物などの、

  プランテーションも、AIと連動して、

   行えるようになります。

 

日本が、農業大国になるかも!。

 

番組で取り上げた、もう一つの企業は、

 打って変わって、酪農関係の、

 

「(株)パインランドデーリィ」いう北海道の 会社。

 

社長は、松村孟さん。

 

今まで、泥臭いイメージだった、

 酪農関係の事業を、コちらも、

  

 ビッグデータを使い、作業を効率化。

 

牛の乳搾りの自動化して、大量生産化と、

 人件費、作業時間の短縮など、

  アナログ的な作業を、デジタル化し、

    牛の育成記録や、健康状態に管理など、

 

  コロナや、異常気象の影響で、

   牧場がピンチで苦しい時に、

    

   少しずつ設備投資と、データ収集の、

    努力を重ね、裂蹄研究した結果、

     10億以上の利益を上げたそうです。

 

その徹底ぶりが、すごかった!。

 

倒産する典型的な企業のパターンは、

 事業が厳しくなると、人件費や出費を抑え、

  設備投資や、必要な装置のメンテナンスを怠り、

   生産性が落ち、事業をたたむケースが多い中、

 

 この会社は、コツコツと先の事を考え、

  ネットやぶビッグデータを駆使し、

   利用できる様々な知恵を取り入れ、

    大成功したんですね!。

 

最近は、利益優先で、経費削減、賃金未払い、

 サービス残業で、人件費もピンハネ、

 

 大手企業でも、業績が厳しいからといって、

  粉飾決算したり、モラルの低下が多い中、

 

この会社のように、どんな厳しい環境でも、

 前を向いて、可能性のある道を見出し、、

  アプローチして、頑張れば、

   必ず道は開けるンです!。

 

なんだか、元気がもらえました!。