昔、『まほろ駅前 多田便利軒』という、

 テレビドラマが、深夜に放送されていまして、

  

 東京都の町田市を、架空の「まほろ市」として、

  そこで便利屋を営む若者を中心とした、

   奇妙な人間模様を描いた作品でした。

 

 

2度も映画化されたドラマでしたが、

 馴染みのある、お隣の町田市ともあって、

  

 ロケする場所が、よく訪れる商店街だったり、

  公園だったりして、そんな見知ってる場所に、

   有名俳優さん達が、普通にお芝居している姿が、

    なんだか不思議な感じでした。

 

 

さて、そんな御当地をネタを盛り込み、

 今度は、関西までも巻きこんだヒット作、

  『翔んで埼玉』の劇場版第2弾!。

 

魔夜峰央の漫画を原作に、

 関東圏、神奈川を含んだ東京都下や、

  埼玉をディスり、社会現象を引き起こしてから、

   数年が経ち、自由を手にした埼玉県人が、

 

 日本埼玉化計画を立ち上げる。

 

 

その手始めとして、

 住民の心をひとつにしようと、

  海なし県の埼玉・越谷に、

   海を築こうと計画する。

 

砂浜の美しいと定評のある、

 和歌山の砂を取り入れようと、

  現地へ向かった麻実麗(GACKT)。

 

ところが、彼らを乗せた船は、

 嵐に遭遇し、座礁する。

 

ある人物によって、助け出された彼は、

 現地の惨状を目の当たりにして、

  愕然とする!。

 

 

なんと、和歌山、滋賀、奈良県は、

 大阪に支配され弾圧されていた

 

関西の地域格差を、虐げられていた、

 埼玉の境遇となぞらえ、

  助っ人を買って出る!。

 

今度は関西に舞台を移し、

 日本全国重巻き込む、

  新たな戦いの火蓋が切られる!。

 

 

前作同様、関西各府県の、

 ご当地自虐ネタのオンパレードに、

  産地偽装疑惑ネタまで盛り込んで、

   さすが、お笑いのミヤコ大阪!。

 

 

 

『ブラック・レイン』で、

 伊達に、大量のダンプと、

  自転車軍団走らせてない!(笑。

 

バカバカしすぎる茶番劇と、

 豪華な出演陣に、抱腹絶倒で、

  笑いすぎて顔面が痛い!。

 

 

『チョキレート工場』の、たこ焼きパロディーは、

 どんだけ金かけとんかい!(笑。

 

バカバカしいと思うなよ!

 やってる本人、大マジメ!(笑。

 

特に最高なのが、前作でも大好評だった、

 御当地対抗、有名人合戦!。

 

 

「この人も?」っていう意外性と、

  出身地偽装を暴露される、激しいツッコミと、

   ”消臭力〜!”には、笑った!。

 

主演のGACKTさんもいいけで、

 何と言っても、片岡愛之助さん!。

 

  

『藤枝梅安』の”彦さん”とは違った、

  ハジけっぷり、”ダミ声”が最高!。

 

奥さん”藤原紀香”さんの、

 息もピッタリ。

 

 

関西の次は、九州編もいいかも?。

 

関西同様、アフリカ大陸に似た地形で、

 鹿児島、博多、宮崎、長崎、熊本、

  もちろん佐賀など、

 

ややこしい民族関係の宝庫!。

 

博多と、広島の戦いも、

 面白そう!(笑。

 

「2度もやる話じゃ、ないだろう?!」

  と言われながらも、前作を超える面白さ!。

 

 

 

落ち込んでいる時、アタマを空っぽにして、

 この映画を観ると、なんだか、

 

 悩んでいることが、 バカバカしく思え、

  元気が出るような気がします。

 

   

嫌な事が多い今年を、

 最後に笑い飛ばし閉めくくる、

  福笑いとして、こンな映画もいいかも!。