大名倒産
ベストセラー作家、
浅田次郎の時代小説を、
神木隆之介を主演で映画化した、
エンターテイメント時代劇。
越後・丹生山藩の鮭売りの青年、
小四郎(神木隆之介)は、
ある日、父親から、
徳川家康の血を引く、
大名の跡継ぎだと告げられ、
庶民から大名に転身した小四郎だったが、
その藩には、100億円にのぼる、
借金を抱えていることを知らされる・・。
しかも、先代の一狐斎(佐藤浩市)は、
財政難の藩を救うため、
計画倒産の責任を、
小四郎に負わせようとしていた・・。
肩のこらない、時代劇コメディー。
のっけから、幼少期の小四郎の可愛らしさ。
貧しいながらも、親子で鮭売りに精を出す、
活気ある生活に幸せを感じていたハズが、
いきなり、一国一城の主人となり、
大名倒産の尻拭いをさせられる。
なんだか、現代でもありそうな話ですよね。
年寄り達が招いた災難や国の借金を、
若い世代に押し付けるという構造。
ところが、若い柔軟な発想とフットワークと、
仲間を信じて、お互いのスキルを持ち寄って、
困難を切り抜けるという、
時代劇を通じて、
今を生きるヒントになりそうな、
娯楽時代劇。
実際、江戸時代では当たり前のように、
リサイクルや、シェアハウス、
物の貸し借りなど、
必要以上に物を持たない、
節約文化が広まっていました。
高度経済成長や、バブルに浮かれた日本人、
身の丈を知らず、節約精神を忘れ、
欧米に並ぶ経済大国から転落して、
アジアの近隣諸国に抜かれれしまう・・。
資源の乏しい日本には、
やはり人材が大事。
仕事にやりがいを持てる産業や、
働くことに生きがいを持てる人材を育てる。
昔は、みんなそうだった!。
主演は、連続テレビ小説『らんまん』、
『ゴーストブック』の神木隆之介。
共演は、CMでも神木くんと共演した杉咲花。
『ノイズ』で共演した松山ケンイチ。
最近、時代劇では常連の佐藤浩市、
石橋蓮司、この人たちは、
『藤枝梅安』にも出てた。
衣装もカラフルで、
漫画みたいなアクションと、
コミカルな演出。
エンディングで、共演者全員がはしゃぐダンスは、
むちゃくちゃ楽しい1。
借金100億返済という、
シリアスな題材を、
コミカルに前向きに笑い飛ばすという、
時代劇はなンか苦手という人にも、
笑って泣いて、楽しんで、
過去に学んで、
未来を考えるお手本のような映画です!。














