中井貴一と、佐々木蔵之介の、
主演で贈るコメディ『嘘八百』シリーズ第3弾。
空振りばかりの目利きの古美術商(中井貴一)と、
落ちぶれた陶芸家(佐々木蔵之介)が、
幻の利休の茶器をでっち上げて、
一攫千金を狙うドタバタ劇から、
もう続編、出ないのかな?と思ってたら、
2弾が作られ、あれよあれよと第3弾!。
今度は骨董コンビが、
秀吉の幻のお宝、
鳳凰の茶碗をめぐり、
カリスマアーティストと対決!。
豊臣秀吉が所有する、
7つのお宝のうち、
所在のわからなかった茶碗、
“鳳凰”らしき物が発掘され、
一攫千金のチャンスに、
翻弄される”骨董コンビ”。
資料も残っていない、
誰も観たことのない幻の茶碗。
本物か、偽物か誰にも判断できないお宝を、
どうやって再現するのか?。
また、どうやって騙し抜くのか?。
偽物の偽物は、本物になるのか?。
さあ、”インディー・ジョーンズ”もびっくりの、
ハッタリのアルティメット!。
秀吉にかけての、「なにわ夢の陣」って、
そんな大げさな・・。
そこは、大阪、お祭り好き。
脇を務める陶芸家の妻、友近さんのおばちゃんぷり、
贋作作りに関わる仲間たち、
個性豊かなユニークな職人たちが、
”アベンジャーズ”みたいに、
はしゃぎ回る!。
中井さんは、シリアスな演技も、
コメディーもうまい!。
「大河への道」もいい味出してた!。
この映画も、演技の上手い人たちばかりなので、
ストレスフリーで楽しめた!。
木下ほうかさんに変わって、
土平ドンペイさんが加わったり、
「わろてんか」、
「近江商人 走る」、
に出ていた、前野朋哉さんも、
いい味出してる!。
(ほんと、蛭子さんに似てる!)
終わりよければ、詐欺もヨシ!。
正月映画にぴったりの映画でした!。