1983年(昭和58年)7月15日、
任天堂から、
「ファミリーコンピュータ」が、
発売されたのを記念して、
7月15日は、「ファミコンの日」!。
「ドラクエ」や、「ポケモン」など、
全世界が熱中する、社会現象にもなった、
ゲームを生み出したアイテム!。
任天堂は、1889年(明治22年)、
京都で創業した、花札やトランプ、手品など、
娯楽に携わる老舗企業でしたが、
1970年代後期からは、
業務用のアーケードゲーム機などの、
開発を開始し、「ドンキーコング」など、
人気のゲームを、家庭のテレビで、
じっくり遊べないものかと、
当時の任天堂の社長「山内溥」氏から、
開発部の「上村雅之」氏に、
お達しがくだされ、
作られたそうです。
当時のメーカー希望小売価格は、
14,800円と、子供がクリスマスや、
誕生日のプレゼントにおねだりするのには、
かなりの高額で、高嶺の花。
しかもソフトの数も少なく、
それでも、お年玉と、
おこずかいを貯めて、
涙ぐましい努力を惜しまず、
手に入れようとする小学生が後を立たない!。
子供達の間で、口コミで広まった、
「ファミコン」は、
社会現象にもなりました。
当時は、任天堂のどこでも遊べる、
「ゲームウオッチ」が、
大ヒットしていましたが、
やはり、アーケードゲームと同じ、
カラーで、自宅で遊べるというのが、
魅力でした。
とはいえ、国内では前例のない家庭用ゲーム機。
家庭用テレビとの接続や、
8ビットの「マイコン」で、
メモリーもなく、制限されたグラフィックの中、
開発スタッフは、たったの3名。
価格も一万円台に収めるなど、
開発に無理難題が詰め込まれる中、
様々なアイデアを集結して作られた、
まさに優れもの!。
子供が扱うものだから、ゲーム機に、
うっかりジュースをこぼしても、
大丈夫なように、
信頼性の高いスイッチを使用し、
とにかく頑丈でシンプルな設計。
制限がある、限られた中で、
様々な工夫があることによって、
無限の遊び方を子供達が見出し、
想像して遊ぶ。
こたつに入りながら、
大勢で遊ぶ楽しさ。
高嶺の花だった、コンピュータを、
今までになかった遊び道具として、
世に出した任天堂。
すごいじゃないですか!。
シューティングやレースは、
海外のゲームでも、よく見かけますが、
「電車でGO!」みたいな電車ごっこや、
釣りゲーム、格闘ゲーム、
「コンビニ経営」など、
ユニークなゲームや、
コミニケーションソフトって、
日本ならではの文化なンですかね?。