先日、北海道での記録的な猛暑の影響で、

 レールの温度が上昇し、変形する恐れがあるとして、

 

 JR北海道は、午前11時半頃から

  札幌-岩見沢間など、

   104本の特急、在来線の運行を休止。

 

五月とは言え、その日は日本で一番暑い日。

 

鉄で出来たレールは暑くなると伸び、

 寒くなると縮む特性があるため、

  四季の変化に合わせて、

   

 継ぎ目の隙間や、

  枕木の締結ボルトの締め具合などで、

   調整を行う必要があるのだそうですが、

    

 北海道の冬は、

  氷点下30度くらいまで気温が下がるので、

   ポイント凍結対策のため、

    寒冷には強いものの、

     暑さには弱いンだそうです・・。

 

 

普段から、電車で通勤する人は、

 すでにご存じでしょうが、

  

 滅多に電車に乗らない人や、

  都内の鉄道を、はじめて利用なされる方は、

   電車の揺れや、あのガタンゴトンという、

    一定のリズムで繰り返される音が、

     以前にくらべて、非常に少なく、その

      乗り心地の良さにびっくりされるコトでしょう。

 

コレは、レールの継ぎ目が、

 少なくなったからです。

 

昔は、レールを置く場所のスペースや、

 搬送の都合もあって、基本的には、

  短い25mのレールを敷いていました。

 

レールの継ぎ目は、乗り心地や騒音に影響し、

 車両やレールにとっても、衝撃や摩耗で、

寿命を縮める原因となります。

 

 

 

そこで、この問題を解消しようと、

 「ロングレール」と呼ばれる、

  長さ200m以上のレールを、

   敷設地点で、ガス溶接や、

    エンクローズアーク溶接などの方法で、

     キレイに繋いでいます。

 

すでに、新幹線や地下鉄を中心に導入され、

 長さ1kmを超えるロングレールも多く、

  なんと、東北新幹線や青函トンネル内では、

   50kmを超える「スーパーロングレール」が

    使用されています。

 

効果のほうも絶大で、その区間では

 継ぎ目による振動は、殆ど無いそうです。

 

50キロ走って、一回ガタンとくるなら、

 いいですね!。

 

それなら、継ぎ目を無くせばイイ

 と言うものでもなくて、素材が金属なので、

  やはり、温度変化による伸縮があるため、

   全く継ぎ目無しというワケには

    いきません。

 

しかもロングレールは、

 1本あたり膨張、伸縮が、

  従来のモノより特に大きいため、

   鋭い角度で斜めにカットしたものを、

    合わせる、「伸縮継ぎ目」という方法で、

     継ぎ合わせています。

 

 

炎天下にさらさらたレールが、

 伸びても逃がせるように、

  また、段差が小さく、

   振動が少ないという特徴も、

    事故防止に役だっています。