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1月24日は、

 「ゴールドラッシュの日」だそうです。

 

 1848年(嘉永元)、

  アメリカのカリフォルニアに移住してきた、

   スイス系移民の、ジェームズ・マーシャル氏が、

    自身が経営する、製材工場を動かす水車の下に、

     いくつかの光る物体を発見し、

      

   川底を調べてみると、

    純度の高い砂金だと確認しました。

 

 

 マーシャル氏は、人々が殺到するのを恐れて、

  しばらく秘密にしていましたが、

 

  やがてニュースは、明るみになり、

   一攫千金をねらう大勢の人が、

   世界中からカリフォルニアに押しかけました。

 

 

これが、ゴールドラッシュです。

 

 

 

 

その、ゴールドラッシュに関連することで、

 「ラッキーストライク」という話がありまうs

 

1945年8月6日、マリアナ諸島の、

 テニアン基地を飛び立った爆撃機、

  B29“エノラゲイ”は、8時15分広島上空に到達し、

   ウラン型原子爆弾「リトルボーイ」を投下。

 

キノコ雲に包まれた眼下の広島を眺めながら、

 エノラゲイの搭乗員はこう叫んだという。

 

「ラッキーストライク!」

 

実はタバコの銘柄である「ラッキーストライク」は、

 この時のパイロットの言葉から、

  原爆投下を記念して作られたタバコの名前。

 

あの白地に赤丸のデザインは、

 原爆を命中させた日本の象徴である、

  日の丸をデザインしたもの、

   広島の街に爆風が広がって行く様子を、

    表現したものである。

 

と言うのはまっ赤なウソで、

 

調べてみると、「ラッキーストライク」とは、

 19世紀のゴールドラッシュの時に、

  金鉱を掘り当てた坑夫が叫んだ言葉に由来する、

   スラングで、エノラゲイとは何の関係もありません。

 

また、タバコの銘柄である、

 ラッキーストライクも、第2次世界大戦中に、

  米軍が支給タバコとして、使っていた事実からわかるように、

   戦前からあるもので、

    原爆投下を記念して作られたという話は全くの嘘です。

 

さらに、あの日の丸に似たデザインも、

 デザイナーである、レイモンド・ローウェイが、

  1942年、つまり原爆投下以前にデザインしたものですから、

   原爆投下とは何の関係もありません。

 

つまり、この不謹慎な伝説は根拠無根の大嘘なわけです。

 

ちなみに「エノラゲイ」とは、

 原爆投下に携わったキャプテンのお母さんの名前・・。

 

20万人もの犠牲者を出した、

 爆撃機に母親の名前をつけるなんて・・。