♪ 笹の葉さ~らさら~、軒場で揺れる~
七夕ですネ!。
7月7日は、永六輔さんの命日でもあります。
あの、震災の翌日、
関東は、大変な事態でしたが、
普通にラジオ放送を行っていて、
日常を取り戻したような気分で、
永さんに助けられた気がしました・・。
アニメ「波よ聞いてくれ!」でも、
ラストに流れた
「見上げてごらん 夜の星を」で、
鳥肌が立つくらいの感動で、
涙が出ました・・。
七夕の日に、旅立つとは・・
永さんらしい・・・。
さて、幼稚園で、笹竹に折り紙で作った吹き流しや、
飾り付けして短冊に願いゴト書いて、
川に流した楽しい記憶があります。
七夕に、何をお願いしようか?。
やっぱり、健康にすごせる事ですかね!。
でも、なぜ「七夕」と書いて、
「タナバタ」と読むンでしょう?。
もともと「七夕」は(しちせき)と言い、
旧暦の七月七日の夕方を指します。
中国の有名な「織り姫」「牽牛」伝説ですね。
なぜ七月七日なのかと言うのには、
諸説ありますが、
はっきりした由来はわかっていません。
それでも、農作物に関する、
重要な行事の多い七月に、
中国では、奇数をめでたいモノと、
考えられていることから、
7月7日に、大地に恵を与えてくれる、
天(夜空)に目を向けて、
関心を持とうと言うコトに、
なったンでしょうか?。
さて、「たなばた」の語源は、
何処から来ているのかと言いますと、
織り姫が扱う、「布織り機」の事で、
その機(はた)に棚がつけられていたので、
「棚機(たなばた)」と呼ばれていました。
織り姫が、織り物のスペシャリストであった事から、
それに肖って様々な職業や、習い事の技術や技能が
上達しますようにと、
短冊に書いて笹竹に吊し庭先にそなえたそうです。
それが、願い事全般を書くようになったンですね。
竹は、その殺菌力や生長が早いことから、
生命力、魔除けといった神聖なものとして、
古来から儀式に欠かせない植物として使われています。
旧暦の七夕は、暑い盛り。
笹竹の葉が鳴らす、
サラサラとした涼やかな葉音が心地よい・・。