試験に出ない!-1972

♪ 笹の葉さ~らさら~、軒場で揺れる~

七夕ですネ!。

7月7日は、永六輔さんの命日でもあります。

あの、震災の翌日、
 関東は、大変な事態でしたが、
  普通にラジオ放送を行っていて、
   日常を取り戻したような気分で、
    永さんに助けられた気がしました・・。

アニメ「波よ聞いてくれ!」でも、
  ラストに流れた

 「見上げてごらん 夜の星を」で、
   鳥肌が立つくらいの感動で、
    涙が出ました・・。

七夕の日に、旅立つとは・・
  永さんらしい・・・。



さて、幼稚園で、笹竹に折り紙で作った吹き流しや、
 飾り付けして短冊に願いゴト書いて、
  川に流した楽しい記憶があります。

七夕に、何をお願いしようか?。

やっぱり、健康にすごせる事ですかね!。



でも、なぜ「七夕」と書いて、
「タナバタ」と読むンでしょう?。

試験に出ない!-1973

もともと「七夕」は(しちせき)と言い、
 旧暦の七月七日の夕方を指します。

中国の有名な「織り姫」「牽牛」伝説ですね。

なぜ七月七日なのかと言うのには、
 諸説ありますが、
  はっきりした由来はわかっていません。

それでも、農作物に関する、
 重要な行事の多い七月に、
  中国では、奇数をめでたいモノと、
   考えられていることから、
  
7月7日に、大地に恵を与えてくれる、
 天(夜空)に目を向けて、
  関心を持とうと言うコトに、
   なったンでしょうか?。

試験に出ない!-1974

さて、「たなばた」の語源は、
 何処から来ているのかと言いますと、
  織り姫が扱う、「布織り機」の事で、
   その機(はた)に棚がつけられていたので、
    「棚機(たなばた)」と呼ばれていました。

織り姫が、織り物のスペシャリストであった事から、
 それに肖って様々な職業や、習い事の技術や技能が
  上達しますようにと、
   短冊に書いて笹竹に吊し庭先にそなえたそうです。
    それが、願い事全般を書くようになったンですね。

竹は、その殺菌力や生長が早いことから、
 生命力、魔除けといった神聖なものとして、
  古来から儀式に欠かせない植物として使われています。

旧暦の七夕は、暑い盛り。
 笹竹の葉が鳴らす、
  サラサラとした涼やかな葉音が心地よい・・。

試験に出ない!-1975