

秋深まり、紅葉の時期ともなりますと、
和食が恋しくなりますね。
和食で1番好きなおかずは、煮物。
かぼちゃや、里芋、レンコン、
実りの秋は美味しいモノばかり。
豪華な宴になりますと、高級料亭で開かれる、
カイセキ料理を思い浮かべます。
刺身に、揚げ物、焼き物、土瓶蒸し。
お椀や、小鉢を彩る料理の盛りつけに、
目を楽しませ、お酒も進みます。
宴会用のパンフレットをよく見てみますと、
カイセキ料理というと、
「懐石」や、「会席」とも表記してありますが、
実はこの2つ、まったく違うものだそうです。
もともと懐石というのは、お寺のお僧さんが、
きびしい修行中での空腹を、
紛らわすために、温めた石を、
懐に入れていたコトに、
由来するモノだそうです。

「アイツ、何も喰っていないのに、
腹がふくれているな~」なんて・・。
そこから、躰を温める程度の、
軽く質素な料理を指して、
懐石料理と呼ばれるようになりました。
実際、胃を温めると、
空腹感が薄れ、一時的に凌げるそうです。
主に、お寺やお茶会の席で出されるケースが多く、
もちろん、食事を楽しむと言うより、
厳粛な作法を重んじるので、
その席ではお酒は飲めません。

その反対に、「会席」料理の方は、
お酒を中心に、豪華な食事で、
どんちゃん騒ぐ、宴会料理全般を指して、
会席料理と言います。
最近は、懐石料理といっても、
かなり豪華になり、「会席」と書いた方が、
高級感が出るということもあり、
両方使っている店もありますね。
よその店の料理を解析してるのかな?。
