試験に出ない!-2364

三月三日のひな祭り。

スーパーや駅のコージーコーナーでも、
 ひなあられや、白酒、ケーキを販売していました。

ひな人形の「ひな」とは、
 平安時代の、小さいものを表す、
  「ひいな」に由来するそうです。

当時は、貴族の子が、ままごとで遊ぶ、
 小さな人形全般を指して、
  「ひいな人形」と呼んでいたのが、
    いつの間にか縮まって、

 「ひな人形」になったそうです。



鳥の赤ちゃんのことを、
 『ヒナ鳥』と呼ぶのも、
   昔の名残ですね。

元々、中国の厄払いの風習が、
 ひな遊びの人形とセットになって、
  江戸時代の頃には、三月の節句に、
   内裏ひなや、菱餅、桃の花を飾る、
    現在の様なスタイルのお祝いになりました。

因みに、関東と関西では、
 おひな様の並べ方が逆なンだそうです。

関東では、向かって左が、男の御内裏様で、
 右が、女のおひな様という並びですが、
  関西では、その逆だそうです。

昔からの正式な仕来りからすると、
 関西式が正しいンですが、
  関東の並べ方は、
   皇室行事の流れに由来するそうです。



ひな祭りソングで有名な、
 童謡 『うれしいひなまつり』。

作詩は、サトウハチロウ氏。

この歌が作られた背景には、
 離婚して引き取った3人の子が、
  寂しくないようにと、
   当時の大卒初任給の3~4倍はする、
    豪勢なひな壇を買った時に
     作られた歌だそうです。

この歌詞のなかで、

♪お嫁にいらした姉様に、
 よく似た官女の白い顔・

とありますが、これには、
 18歳で亡くなったお姉さんの、
  思いがこめられているそうです。

ひな壇の三人官女のうち、
 真ん中の人形だけは、人妻だそうで、

平安時代の習わしで、女の人が結婚をすると、
 眉を剃ったことから、ひな人形の眉も、
  その頃の名残だそうです。



ちなみに、私の父の誕生日が、3月3日です。