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本を読みたいなと思うとき、
今日は指向を変えて、
SF物か、推理小説を読もうとすると、
次の展開までが長かったり、
ストーリーの結末が、
読めたりする本もあり、
途中で挫折して、
投げ出してしまうコトもあります。
ところが、何年か時間をおいて読んでみると、
歳を重ねた分、視点も変わり、
面白く感じたり、
一度読んで、内容を理解したつもりでも、
再度読み返してみると、
意外な発見をする事もあります。
う~ん、読書は奥が深い!。
本は読み過ぎる事って、無いンですネ!。
退屈だからといって、投げ出さず、
最後まで読むのもいいし、
「しおり」を挟んで、後日、
最チャレンジするのもいいし、
読み方は、ユーザーの自由!。
自分の理解出来る範囲で、
本とつき合えば良いンですから。
さて、その本の間に、
目印として挟む「しおり」。
旅先の本屋で、
文庫本を購入する際、
その書店にしかない、
オリジナルのブックカバーと一緒に、
栞(しおり)を集めていました。
映画の割引券や、豆知識、カレンダー、
本とは関係ない広告が記載してある物、
様々のモノがあって面白いです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210627/06/antonov/d7/72/j/o0500038014963514104.jpg?caw=800)
また、ある出版社では、
ひも状の栞をつけている所もあります。
(無くさなくて便利!)
最近は、iPadのような、
電子書籍も出て来まして、
これが主流になってきたら、
しおりのコレクションが、
楽しめなくなる?。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210627/06/antonov/18/52/j/o0500041914963514103.jpg?caw=800)
ところで、この「しおり」と言う言葉、
じつは元々、本とは、
マッタク関係ないところから、
来ているそうです。
もともと、登山客が、
山道などに迷わないように、
道すがら、木の枝を折ったり、
草を結んだり、
また枝に紙を結びつけたりして、
目印(道しるべ)ような、
マーキングすることを、
小枝を折った事から、
「枝折(しおり)」と言っていました。
柴折り(しばおり)、
導折り(しるべおり)が、
「しおり」になったという説もあります。
やがて、「しおり」は、
「ココまで辿り着いた」という、
到達点のコトを指す様になり、
本の読みかけのところに、
「ココまで読んだ」印として、
使われる言葉になりました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210627/06/antonov/ee/df/j/o0600045014963514105.jpg?caw=800)
因みに「しおり」のルーツは古く、
平安時代の頃から、読みかけの書物に、
木片や竹を削ったモノなどを、
挟んでいたそうです。
江戸時代に入ってから、
読書が庶民の間で人気になり、
貸本屋から話題の本を借りて、
一冊の本を、大勢の人が、
廻し読む様になりました。
その頃から「栞」と言う字が定着するくらい、
よく使われる様になったンですネ!。