私が子供の頃,小学校1年生の時に、
学校の給食では、ビンに入った牛乳ではなく、
寸胴のような大きなアルミ製の入れ物に、
牛乳が入っていて、それをひとりづつ、
ボウルのようなものに注いでもらってました。
そうです!。脱脂粉乳というヤツです!。
おそらく私の年代が、
最後だったと思います。
すごく生ぬるかった記憶があります。
その後、200ミリリットルの瓶になり、
あの、瓶のフタやビニールは、児童らの、
カッコウの遊び道具になりました。
画鋲をビニールで繰るんで、投げて遊んだり、
当時は、紙のフタに、つまみの部分があって、
そこに輪ゴムを引っかけて、飛ばしたり・・。
その後、三角のテトラパックになりました。
これは、ストロー無しでは、飲めない代物で、
三角形の頂点部分の封印紙をめくると、
ストローの差し口があり、
よく、パックの中にストローを刺し過ぎて、
落とし込んでしまい、
飲むのに難儀していました。
飲み終わった後、教室の床で、
パン、パン割っていたので、床を汚し、
やがて廃止になりました。
もっとも、自販機がポピュラーになってから、
機械に治まりにくい形状だったので、
廃れてしまったンだと思います。
ところでこの牛乳は、乳牛用の牛を、
人間が、計画的に妊娠をさせ、
いつでも妊娠中か、産後の状態を保って、
年中お乳が出るようにしているのです。
その量は、年間にして、
約8000~9000キロリットル。
牛の妊娠期間は、人間の「十月十日」に近く、
出産前の2ヶ月位になると、
お乳の出が悪くなるのを防ぐためと、
出産を控えた母牛の健康状態を保つため、
牛乳を搾るのを止めています。
本来、赤ちゃんの為の母乳は、
出産直後は与えますが、後は人口乳で育てられ、
その殆どは、人さまが戴いています。
あんなに大好きだった牛乳も、
最近では、飲むとお腹がゴロゴロします。
もっとも、イヌやネコにも、牛乳を与えない方が良いですヨ。
牛乳に含まれている乳糖を、彼らは充分に消化できず、
お腹を壊しやすいので・・。