試験に出ない!-1954

私が子供の頃,小学校1年生の時に、
 学校の給食では、ビンに入った牛乳ではなく、
  寸胴のような大きなアルミ製の入れ物に、
   牛乳が入っていて、それをひとりづつ、
    ボウルのようなものに注いでもらってました。

そうです!。脱脂粉乳というヤツです!。

おそらく私の年代が、
 最後だったと思います。

すごく生ぬるかった記憶があります。

その後、200ミリリットルの瓶になり、
 あの、瓶のフタやビニールは、児童らの、
  カッコウの遊び道具になりました。




画鋲をビニールで繰るんで、投げて遊んだり、
 当時は、紙のフタに、つまみの部分があって、
  そこに輪ゴムを引っかけて、飛ばしたり・・。

その後、三角のテトラパックになりました。





これは、ストロー無しでは、飲めない代物で、
 三角形の頂点部分の封印紙をめくると、
  ストローの差し口があり、
  
 よく、パックの中にストローを刺し過ぎて、
  落とし込んでしまい、
   飲むのに難儀していました。

飲み終わった後、教室の床で、
 パン、パン割っていたので、床を汚し、
  やがて廃止になりました。



もっとも、自販機がポピュラーになってから、
 機械に治まりにくい形状だったので、
  廃れてしまったンだと思います。

ところでこの牛乳は、乳牛用の牛を、
 人間が、計画的に妊娠をさせ、
  いつでも妊娠中か、産後の状態を保って、
   年中お乳が出るようにしているのです。

その量は、年間にして、
 約8000~9000キロリットル。




牛の妊娠期間は、人間の「十月十日」に近く、
 出産前の2ヶ月位になると、
  お乳の出が悪くなるのを防ぐためと、
   出産を控えた母牛の健康状態を保つため、
    牛乳を搾るのを止めています。




本来、赤ちゃんの為の母乳は、
 出産直後は与えますが、後は人口乳で育てられ、
  その殆どは、人さまが戴いています。

あんなに大好きだった牛乳も、
 最近では、飲むとお腹がゴロゴロします。




もっとも、イヌやネコにも、牛乳を与えない方が良いですヨ。

牛乳に含まれている乳糖を、彼らは充分に消化できず、
 お腹を壊しやすいので・・。