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試験に出ない!-1891

「頼む!」

 「何を!」

 「プロなら、当ててみなさい!」

なンて、ツッコミ入れたくなりますが、
 本人は。必至なンでしょうね。

切実な思いが伝わってきます。


政権が変わっても、
 一向に良くならない景気。

もう、神仏にでもすがりたい!、
 っていう人も多いのかと・・。

そういえば最近、不景気なせいか、
 占いや手相、風水、パワースポットなどの特集を、
  テレビや雑誌などで盛んに取り上げていますね。


さて、よく神社などで見かける、
 就職や 恋愛、合格祈願など、
  願い事を書いて奉納されるモノには、
   なぜ馬の絵が描かれているンでしょうか?。

なぜ「絵馬」なンでしょう?。

古来、日本では、
 馬は神様が乗る、
  神聖なものとされていました。

また、馬は大量に水を飲むコトから、
 雨乞いなどに効果があるとされ、
  神様に願をかける度に、
   神社に馬を奉納し祈願していました。

ところが、当時の馬は、
 たいへん貴重な労働力でもあり、
  一番の働き手を持っていかれる、
   農家の痛手は大きい!。

また、馬はとてつもなく大きいので、
 奉納される神社も、
  その都度、願をかける度に、
   持って来られたンじゃ、
    世話や置き場に困り、
     たまったもンじゃない!。

試験に出ない!-1893


そこで、馬の絵を書いた板を、
 馬の代用に見立て、奉納するという、
  苦肉の策がとられました。

その後、雨乞い、日乞に限らず、
「家内安全」など、
  日常的なお願い事にも多く使われ、
 
「合格祈願」といえば「絵馬」、
 という受験シーズン恒例の、
  風物詩となりました。

試験に出ない!-1892

でも、碌すっぽ、勉強や努力もせず、
 他力本願というのはいかがなものかと・・。

やっぱり、実力をつけないとネ!。

コツコツ頑張りましょう!。



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