この時期、子ども達ワクワクするのがクリスマス。
朝起きると、枕元には、
サンタさんからのプレゼントが・・。
キリスト教のイベントが、
仏教圏にも、これほど定着したのは、
プレゼントを送ったり、送られたときの、
ワクワク感や笑顔が見られるからでしょうか。
たしかに、街の空気も違いますネ!。
さて、そのキリスト教が広めたのは、
クリスマスだけではなく、
日本が鎖国した理由には、
キリスト教宣教師が関わっていたという、
ちょっと怖い話が・・。
当時、豊臣秀吉は、ヨーロッパとの貿易を深めるため、
キリスト教の布教活動を認めていました。
西洋との貿易は、相当な利益になり、
また、金銀など、日本お鉱物資源が、
高値で取引され、九州や宮城などの地方では、
ヨーロッパ諸国と自由に貿易を行って、
かなり潤っていた藩もあったそうです。
ところが、「神のもとでは、人類は皆平等」、
と言いつつ、布教活動する宣教師が、
黒人奴隷を連れている姿に、
矛盾を感じていた矢先、
日本へ漂着した外国人水夫の発言から、
キリスト宣教師によって、日本人が奴隷として、
海外へ送られていることがわかり、
この事に激怒した秀吉は、
天正15年(1587年)宣教師追放令を、
発布しました。
日本人は勤勉で、よく働くし手先が器用だったので、
領土拡大と、労働力確保の為、
ポルトガル人が日本へ宣教師を送り、
布教活動を続ける中で信者達を、
本国へ奴隷として送っていたとか・・。
今考えると、ちょっと怖い話ですが、
当時の日本にも、人買いと言う、
人身売買が珍しくなかった時代ですから、
当時のヨーロッパの大国が、アジアの発展途上国と、
貿易を交える国策としては、
当然の事だったのかも知れません。
明治時代の頃にも、日本人の入れ墨が珍しいと、
皮を剥ぎ取り、売買されていたというそうですから・・。