試験に出ない!-1576


この時期、子ども達ワクワクするのがクリスマス。
 
朝起きると、枕元には、
 サンタさんからのプレゼントが・・。

キリスト教のイベントが、
 仏教圏にも、これほど定着したのは、
  プレゼントを送ったり、送られたときの、
   ワクワク感や笑顔が見られるからでしょうか。

たしかに、街の空気も違いますネ!。

試験に出ない!-1577

さて、そのキリスト教が広めたのは、
 クリスマスだけではなく、
  日本が鎖国した理由には、
   キリスト教宣教師が関わっていたという、
    ちょっと怖い話が・・。

当時、豊臣秀吉は、ヨーロッパとの貿易を深めるため、
 キリスト教の布教活動を認めていました。

 

西洋との貿易は、相当な利益になり、

 また、金銀など、日本お鉱物資源が、

  高値で取引され、九州や宮城などの地方では、

   ヨーロッパ諸国と自由に貿易を行って、

    かなり潤っていた藩もあったそうです。

 

ところが、「神のもとでは、人類は皆平等」、

 と言いつつ、布教活動する宣教師が、

  黒人奴隷を連れている姿に、

   矛盾を感じていた矢先、

 

 日本へ漂着した外国人水夫の発言から、
  キリスト宣教師によって、日本人が奴隷として、
   海外へ送られていることがわかり、
    この事に激怒した秀吉は、
     天正15年(1587年)宣教師追放令を、
      発布しました。

 

 


日本人は勤勉で、よく働くし手先が器用だったので、
 領土拡大と、労働力確保の為、
  ポルトガル人が日本へ宣教師を送り、
   布教活動を続ける中で信者達を、
    本国へ奴隷として送っていたとか・・。

今考えると、ちょっと怖い話ですが、
 当時の日本にも、人買いと言う、
  人身売買が珍しくなかった時代ですから、
   当時のヨーロッパの大国が、アジアの発展途上国と、
    貿易を交える国策としては、
     当然の事だったのかも知れません。
 


明治時代の頃にも、日本人の入れ墨が珍しいと、
 皮を剥ぎ取り、売買されていたというそうですから・・。