居酒屋の飲み友達や、
 料理店のマスターなど、
  人生の先輩や、
   違う分野で活躍する人々との、
    語らいやふれ合いは、
     
心の引き出しを増やし、
 一冊の本を読んだ様に、
  人生を深くして行きます。

居酒屋の前に、
 いつもの自転車が止まっていると、
 「ああ、あの人来てるな」
  
  無い時は「今日は来ていないな」
   とか、まるでフラグ(旗)が立つみたいに、
    その人々との語らいを楽しみにしていました。

この本の冒頭も、
 店長の”クマ”さんと、
  ”世界のキタノ”こと、
   天才「北野武」との語らいから、

死ぬことの恐怖、教育問題、宗教、
 映画や、お笑い、人間関係のこと、
  かぶり物を脱いだ、普段見せない、
   本音の部分を見せてくれます。
   
イーブル・クニーブルという、
 スタントマンが、恐怖心を押し殺し、
  人々の度肝を抜く、命がけのスタントする瞬間でも、
   人間の体は裏腹に、
    どんな状態でも”生き延びよう”として、
     身を縮め、ミスをする。

芸能界で生き抜くという事は、
 そんなリミッターすら、
  カットして行かなければならない・・。

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こう言う時代だからこそ、
 必読の一冊ですよ!。

ぜひ、ご賞味あれ!。

全思考 (幻冬舎文庫)/北野 武

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