就任宣誓式が、20日に迫った、
オバマ次期米大統領。
深刻化する、世界規模の経済危機や、
凶悪化するテロや民族紛争、
環境、エネルギー問題など、
閉塞感を打破するべく、
アメリカ国民が選んだ、期待の、
「変革(チェンジ)」大統領。
それだけに、大統領就任式の関心も高く、
パレードでは、200万人以上の人出が、
予想されるそうです。
また、黒人初の大統領という事もあって、
歴代の大統領の中では、
最も厳重な警護を強いられるオバマさん。
新しい大統領の就任に合わせ、
従来の大統領専用車よりも、
グレードアップした戦車のような、
巨大リムジンが、お披露目されます。
ニックネームは、「ボブ・サップ」と同じ
「ザ・ビースト(野獣)」。
因みに、ブッシュ大統領の専用車の、
ニックネームも、同じく「ザ・ビースト」ですが、
新型車のその仕様は、桁違いの防御と安全装備。
「ランフラットタイヤ」という、
特殊な19.5インチのタイヤを履いて、
パンクや空気漏れなどで、空気圧が0になっても、
また走行中に銃で撃たれても、一定の距離を、
安全に走行できる構造になっているそうです。
防弾ガラスの厚さは20cmで、
大統領の視界を確保する為、
従来の物より大きくし、
携行式ロケット弾の攻撃に耐えられる様、
強化されたボディーの厚さは40cm、
ドアの厚さが約20センチ。
また、化学兵器などのテロ攻撃にも、
耐えられる様に、「ロック・セーフティ」という、
システムが搭載されているので、有事の際、
車輌は銀行の金庫並に固く閉ざされ、
外気を完全にシャットアウト。
さらに、内部の情報を傍聴されない様に、
暗号化する通信機器を搭載するなど、
まるで「ゴルゴ13」にでも出て来そうな、
ハイテクぶりです。
お金持ちの麻生さんも、
1台買っとく?。