入院中だった、1歳10カ月の我が子の点滴に、
雑菌の入った液体を入れ、殺害しようとした母親。
泣き止まない乳飲み子に腹を立て、
床に叩きつけ、殺害した母親。
虐待して、我が子を熱湯をかける親など、
親が子を殺したり、子が親を刺し殺したり、
遣りきれない事件が多いです・・。
昔は、こんな悲惨な事件は、
少なかった様な気がしましたが、
核家族化で、ライフスタイルが変わってしまったり、
世の中が不景気で、不安になったり、
まま成らない育児に、心が荒んで、
衝動的に折檻してしまうのでしょうか?。
動物の世界にも、母性本能や、
養育メカニズムという物があります。
狼に育てられた少女などに見られる、
種族を越えた養育本能。
本来動物には、赤ちゃんの小さくて丸い顔つきや、
柔らかい感触、ぎこちない動きなどを、
可愛いと感じ、「護ってあげたい」という気持ちが、
自然に沸き起こる性質が、
本能的に仕組まれています。
種を護る「母性」本能は、
女性だけにあるのではなく、
男性にも同じようにあるのです。
特に、群れで生活する動物には、
組織ぐるみで子供を護り、
養育する習性があります。
昔、群れの大人達に、保護されたり、
遊んでもらった経験から学習し、
次の世代へ受け継いで行くのです。
ライフスタイルの変化や、
不規則な食生活などで、
ホルモンのバランスを崩して、
イライラしたり怒りっぽくなったり、
特に、睡眠不足は要注意!。
「オキシトシン」や、「プロラクチン」などの、
男女共にある、母性本能を司るホルモンは、
充分な睡眠によって、夜に作られるので、
夜は、部屋を暗くして、なるべく、
赤ちゃんと一緒の時間に眠ってしまいましょう。