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サブプライムローン、深刻化する不況の煽り、
 また、原油高騰による打撃で、
  大型車の売れ行きが低迷するさなか、
   アメリカを代表するビッグスリー
    (フォード、ゼネラル、クライスラー)
     大手3社が、大幅な赤字決算で、
      破綻寸前の状態に・・。

同3社は、自力再建の目処は立たず、
 倒産すれば、数百万人の失業者を出し、
  世界中の部品メーカーにも波及すると訴え、
   アメリカ議会に、公的支援を要請した・・。

アメ車を代表するGMが、フォードが、
 クライスラーが、倒産するとは、
  誰が想像したでしょう?。


実に60年も前から、この事を予言し、
 警鐘を鳴らしていた人物がいました。

第二次世界大戦が終結し、世の中が平和になると、
 アメリカ政府は、それまで使っていた、
  国内の大規模な軍事工場を、
   民間の様々な業種の中小企業へ貸し出して、
    新たな起業家を育て、内需拡大へ向けた。

爆撃機のキャノピー(風防)を製造する、
 軍需工場を経営していたプレストン・タッカーも、
  起業家としての夢を抱いていたその1人だった。

彼は、世の中が平和になり、国民が、
 快適なレジャーや、優雅なドライブを、
  楽しめる様な時代が来ると信じ、
   性能、安全面、快適さをかね揃えた、
    これまでの常識を覆す、
     画期的な車の製造に着手した。

ところが、そんな革命的な自動車を、
 快く思わなかったアメリカ自動車業界の、
  ビッグ3 (ゼネラル,フォード,クライスラー)は、
   タッカーの参入を妨害すべく、画策し、
    あらゆる手を使って攻撃し、
     ついにタッカー氏は、罠にかかり、
      詐欺罪で裁判にかけられてしまう。

その裁判台に立つ、タッカー氏が語った言葉は、
  後のビッグスリーの行く末を予言したのか、

「自分たちの権力を維持する為に、
  斬新で自由な発想を潰してしまうと、
   いつか、この国は破綻してしまう」

「このまま行くとその内、自動車産業は、海外に抜かれ、
  アメリカ国民は、日本車を買うような事に・・
   まあ、そんなコトはあり得ないでしょうネ・・。」

まさに、この人の言う通りになってしまった。

1946年から2年の間、わずか51台の、
 「タッカー・トーペード」を生産して、
   会社は倒産。

ハンドルと連動するヘッドライトや、
 乗り心地の良いサスペンションなど、
  当時としては珍しい、
   シートベルトも検討していたそうです。

大御所フランシス・フォード・コッポラ監督、
 制作総指揮 - ジョージ・ルーカスのコンビで、
  1988年に映画化されています。

そう言えば、今年お亡くなりになった
 フランク永井さんのヒット曲、
  『夜霧の第二国道』のモデルにもなった、
    第二京浜国道も、

道が整備される事によって、
 車の性能が向上し、
  日本の高度経済成長を支える、
   先駆けとなったコトを考えますと、
    奇妙な縁を感じます。
      

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