
百舌(もず)は、スズメ科の鳥で、
ちょうど、スズメとヒヨドリの中間の大きさの、
一見かわいい小鳥ですが、肉食で、獰猛な性格の鳥です。
普通は、昆虫などを食べていますが、
鋭いタカのようなカギ型をしたクチバシで、
自分よりも大きなコウモリや、蛙やトカゲ、
蛇や小鳥まで、とにかく、
手当たり次第の獲物をしとめて、
食べてしまう。
この獲物を木の枝に串刺しにする、
「はやにえ」と呼ばれる習性は、
モズ特有の習性です。
獲物が乏しくなる、冬に備えて蓄えている説や、
体の小さいモズが、獲物を木の枝に固定して、
引きちぎりながら食事をしていた時に、
天敵と出くわして、逃げてしまった、
と言う説や、
縄張りをアピールしている、
「マーキング説」など、多々ありますが、
この習性の理由は、
いまだによくわかっていません。
先日観た、映画『プレデター』の、エイリアンみたいに、
コレクションしているダケなのかな?。

「百舌」という名前は、
100種類も鳥の鳴きまねをする、
と言う事でつけられた名前ですが、
実際には、ヒバリやメジロ、ウグイスなど、
モノマネ出来るのは、20~30種類だそうです。
残酷なイメージのあるモズは、凶鳥とされ、
イギリスでは「屠殺人の鳥」、
ドイツでは「絞め殺す天使」と呼ばれたり、
日本では、「モズが鳴く夜は死人が出る」と、
信じられていました。
そんな獰猛な性格はさておき、見た目が可愛いので、
大阪府では、府鳥に指定されているそうです。