
先日のテレビ「マチャアキJAPAN」を観て、
久々に感動しました。
電気も通わぬタイの村で、
米を精米するため、朝早くから、
足踏み式の脱穀機を踏み、
勉強する時間がほとんどない少女を救うべく、
日本でも数少なくなった、水車大工の職人さんが、
現地の人と協力して、脱穀用の日本式水車を、
作り上げるという企画です。
最新のハイテク機材を寄贈しても、
現地の人には修理できないので、
現地の材料を調達し、
シンプルで改良出来る、
機能的な水車を採用。
とは言っても、釘一本使わない、
日本でもなかなか見られない程、
作るのが難しい本格的な物。
廃材の重さがマチマチなので、
即席の量りでバランスを取ったり、
大事な道具が折れてしまったり、
大雨が降って、川が増水したり、
アクシデントが続くなか、それに動じず、
淡々とトラブルに対応して行く職人さん。
もともと、日本の季節の変化に対応して、
考案された水車には、様々な工夫がなされていて、
どんな環境でも順応出来る構造になっているそうで、
職人さんが、現地にいる間、川の流れや水圧を読んだり、
足場を固めたり、手探りしながら作業を進めるので、
むしろ、トラブルは大歓迎!。
長年に渡る経験から、黙々とアクシデントに対応する、
そんな姿勢が、現地の人にも好感を与え、
村人総出で水車を完成させ、
直径2・5メートルの水車が回った瞬間の、
村人の笑顔は、とても眩しく、
職人さんの眼にも、感無量の涙が・・。
異国の地に、日本古来の技術が活かされ、
村人の生活を支えていると思うと、
何だか嬉しくなってしまいます。
物作りの原点は、まわりの人を楽にする、
思いやりの精神、人々の笑顔が、
原動力になっていると、
再認識させられた番組でした。