1276

 



日本古来からの伝統芸能、猿回し。

動物愛護協会からは、不自然なことを、
 猿にさせているという理由で、
  動物虐待と戒めている団体もありますが、
   かつて日本では、将軍家御用達の、
    御家人並みの待遇をされた、
     由緒正しい職業でした。

戦国時代の日本では、馬は重要な兵器でした。

その重要な厩を、伝染病や火災などの、
 災厄から、当時は「猿」が魔を払うと信じられていました。

古代インドの神、「ハヌマーン」が、
 馬の守り神と崇拝され、その言い伝えが、
  日本にも伝わり、厩のお祓いとして、
   正月など目出たい晴れの日に、
    猿に羽織袴を着せ、芸を見せて
     将軍を楽しませていたそうです。


 


猿轡という言葉があるように、
 猿とは馬が合うのか、猿が厩に居るだけで、
  馬はおとなしくなったそうです。

因みに、アイデアマンで知られる、
 ドラグストアの最大手、「マツモトキヨシ」の創業者、
  松本清氏は、創業当時、客寄せの為、
   檻に入れた猿を、店先に置き、
    「猿のいる薬局」として客引きをしましたが、
      
物珍しさに集まって来る客は、子供達だけした。

そこで、松本社長は、小学校の校長先生に
 「店先の猿に、子供達が引っ掻かれると、
   危険なので、保護者同伴で見に来るように」
    とお願いしたところ、

親御さん達が、見に来たついでに、
 店の商品を買ってくれるので、
  店は大繁盛したそうです。

まさに、モンキービジネス、
 得手が功を奏したワケですネ!。