日本古来からの伝統芸能、猿回し。
動物愛護協会からは、不自然なことを、
猿にさせているという理由で、
動物虐待と戒めている団体もありますが、
かつて日本では、将軍家御用達の、
御家人並みの待遇をされた、
由緒正しい職業でした。
戦国時代の日本では、馬は重要な兵器でした。
その重要な厩を、伝染病や火災などの、
災厄から、当時は「猿」が魔を払うと信じられていました。
古代インドの神、「ハヌマーン」が、
馬の守り神と崇拝され、その言い伝えが、
日本にも伝わり、厩のお祓いとして、
正月など目出たい晴れの日に、
猿に羽織袴を着せ、芸を見せて
将軍を楽しませていたそうです。

猿轡という言葉があるように、
猿とは馬が合うのか、猿が厩に居るだけで、
馬はおとなしくなったそうです。
因みに、アイデアマンで知られる、
ドラグストアの最大手、「マツモトキヨシ」の創業者、
松本清氏は、創業当時、客寄せの為、
檻に入れた猿を、店先に置き、
「猿のいる薬局」として客引きをしましたが、
物珍しさに集まって来る客は、子供達だけした。
そこで、松本社長は、小学校の校長先生に
「店先の猿に、子供達が引っ掻かれると、
危険なので、保護者同伴で見に来るように」
とお願いしたところ、
親御さん達が、見に来たついでに、
店の商品を買ってくれるので、
店は大繁盛したそうです。
まさに、モンキービジネス、
得手が功を奏したワケですネ!。


