
「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」
川端康成の名作「雪国」で知られる様に、
起伏の激しい日本の地では、トンネルは不可欠。
石炭など、鉱物資源の乏しい日本では、
入りくんだ坑道を掘るため、
トンネルを掘削する技術を磨き、海底トンネルなど、
世界に誇れる掘削技術を向上して行きました。

東京オリンピックの開催が決まってから、
たった5年で高速道路や、トンネルなどを整備するなど、
500年は掛かると言われた工事をこなす、
不可能とも言える離れ業を成し遂げたのは、
戦後の復興に燃える大和魂と、
卓越した掘削技術の賜物だったのでしょう。

トンネルの語源は、古いフランス語で、
「樽」を意味する「tonnel」という言葉だそうで、
掘った後の穴が、半円形の樽に似ていた事から、
「トンネル」と呼ばれたそうです。
因みに、フランスで当時使っていた樽の容量が、
約1000ℓに近かったので、トンネルのトンをとって、
「トン」という単位になったそうです。
英語で犬小屋のコトを、
犬が寝るから 「kennel (ケンネル)」と言うノリで、
ブタが寝るから「豚寝る」かと思ってました。(そんなバカな!)
意外なコトに、フランス語が語源だったンですネ!。

ところでトンネルは、どっちが入口で、
どっちが出口なンでしょう?。
入った方が入口で、出た方が出口と言ってしまえば、
それまでですが、関係者によりますと、
トンネルが掘ってある道路や路線の、
起点に近い方が入口で、
終点に近い方が出口と決まっているそうです。
