
映画「ミスト」関連の恐怖ということで、
雪山で遭難した男女4人が、山小屋に籠り、
救出を待つ際、寝てしまっては、
凍死するのを避ける為、
部屋の四隅に各々座り、
その内の1人が、時計回りに壁を伝って、
隅に座っている仲間の肩を叩き、
バトンタッチして、その場に座る。
本来なら、4人では成立しないこのゲーム。
居る筈のない、もう1人が肩を叩いた・・!。
キャ~ッ!。
よくある雪山の怪談、
または、これに関連する都市伝説。
実は、「ローンシュタインの回廊」という、
ある有名な実験のに由来するものです。
イギリス人貴族の、ローシュタイン卿が、
幽霊の存在を否定するために、ヒンギス城の回廊で、
ある実験を行いました。
回廊の四隅に、それぞれ1人ずつ、
目隠しして人を立たせ、
最初の地点には、目隠ししない人が、
スターターとなって、時計回りに移動して、
最初の角に立っている目隠しされた人の肩を叩いて合図して、
肩を叩かれた人が、次の角へ移動し次の人へタッチ。
目隠しされていない人は、
何回か、この行為がくり返したのを見届けると、
そっと、その場から去る。
本来なら、次の角は無人となって、
このゲームは、成立しないハズなのに、
四人は、途切れる事無く、
グルグル回廊を回ったそうです。
これは、雪山でも同じ現象で、
視覚を閉ざされ、疲労も溜まった状態で、
単純作業を繰り返すと、
脳も疲れ果て、
ルーチンワークを優先する事に専念する。
という訳です。
人は閉鎖的な場所で、外界から隔てられ、
生死を分ける恐怖に襲われると、
風音や蠢く影などに、恐れを抱き、
幻覚や幻聴に怯えたりするものです。
