
今年に入ってから、訃報が相次ぎます。
『東京オリンピック』や、
『犬神家の一族』で知られる、
日本映画界の巨匠、市川崑監督が、
肺炎のため、都内、港区の病院で、
死去されました・・。
費用も時間も嵩む日本映画界で、
映画化するのが難しいと言われた原作を、
短期間で忠実に表現し、
しかもクオリティの高い作品を、
多く世に出した市川監督。
「細雪」、「ビルマの竪琴」、「竹取物語」、
「我が輩はネコである」など、
万人が知る日本文学の映画化は、
ストーリーが有名なだけに、
切り口や、独創性を前に出し過ぎると、
全く違った作品になってしまう。
原作に忠実で、スタイリッシュな映像美と、
斬新なカット割りという、
常に実験的な映像に挑戦し、
その創造意欲は、92歳まで枯れることなく、
生涯現役の人だった・・。
「人間蒸気機関車」と言われる程、
エネルギッシュで、愛煙家!。
その原動力は、片時も離さなかった、
タバコだったのかも?。

もう市川監督の新作が観られないのかと思うと、
とても悲しいです。
心からご冥福をお祈りします・・。